2010年10月17日
秋萩の花咲く頃は来て見ませ命またくば共にかざ
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛の歌と遊ぶ ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ 良寛の歌0420
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秋萩の花咲く頃は来て見ませ命またくば共にかざさむ
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秋萩の花咲く頃は来て見ませ命またくば共にかざさむ
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> 余白にも 心あやなす 秋のあり
余白に、空きのあり、とはしゃれましたね。
空き巣狙いにご用心。
ご用仁、空き巣となって、忍び込む。
けれど、ドジ仁、ドジふんで、御用とはなってしまいけり。御用仁。
その心の余白に、
どんな心の彩を織り込んでいきましょうか・・・
余白には妄恋織り込む秋ならめ
> 此処感覚は、日本人だから?
でしょうね、日本人固有のものでしょう。
中国伝来でしょうけれど、今じゃぁ中国も極彩色のゴテゴテですからね。
西洋の油絵じゃぁ、到底理解できないでしょう。余白の美は、論理じゃありませんからね。西洋人のように論理で理解しようとしても徒労でしょう。
空即是色です。
西洋人は、所有してナンボ。
日本人は、捨ててナンボ。
価値観が真逆なんですよ。
イエスさんは、ほんとうは日本人なのかもしれない。
<貧しき者は幸せだよ>
そういっていますからね。
<野の花を見よ>
これなんぞ、良寛さんですからね。
花呼さんは、どっちタイプ?
モンローさん?
小野小町さん?
> 老いの身と 言いつ花添え 秋の山
老いらくは枯れ木に花を咲かせ爺 仁
墓場に近き老いらくの、恋は怖るる何ものもなし 川田順
すごい先輩がいるものですよね。
それにお伴する女人もすごい。
良寛さんもすごいけれど、
やっぱりもっと凄いのは、貞心尼さん。
> にこやかに老人だよと花めでる
怪しき色香振りまきながら
花愛でる心の内ぞ妖しかれ老いれば老いるほど狂おしき
秋萩の花咲く頃は来て見ませ 命またくば共にかざさん 良寛
わたしの命があったら、また、涼しくなって、秋の萩の花が咲く頃いらっしゃい。
萩の一枝を折って、いっしょに花を愛で、法を語り明かそうね。
美しい師と愛弟子の死の間際の語り愛です。
最高の法愛が語られます。
なのに、瘋癲老仁は、法がわからないから、
良寛さんの法悦もわからず、悦だけを感じとってしまうのでした。
貞心尼さんと愛し合って、恍惚と至福の時を流離っている良寛さんが幻えてくるのです。
萩の花を折り採ることは、
万葉の世界では、女人を愛することを意味していました。
良寛さんは、法悦の本当の法悦を生きたのだと老仁は信じるのでした。
その法悦を良寛さんに与えることのできた貞心尼さんは、すごい観音さんなのでしょうね。
死ぬるまで花にくるうて花野に逝く
★ 妄恋賛歌11101
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余白には妄恋織り込む秋ならめ
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余白には妄恋織り込む秋ならめ
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