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2010年12月15日

いにしへを思へば夢か現かも夜はしぐれの雨を聞きつつ


★。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛の歌 ★。・。・゜♪゜・。・。★






★ 良寛の歌0595

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いにしへを思へば夢か現かも夜はしぐれの雨を聞きつつ

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 つい昔のことを思い起こしてしまうようになったよ。
 あの時のことは夢だったのだろうか。
 ひょっとすると現だったのかもしれない。
 今夜もまた雨が降りつづいているよ。
 雨の音を聞いている今も夢のようなものだね。



 
小夜時雨夢も現も今は今   仁


 冬木立記憶の核に在る八日   仁


 寒昴平和在ればの遊行仁   仁




★★★ 『 まだ小春心躍らすこと起これ 』 ★ 交心俳句09m120801 からの【 転載 】です。 ★★★




★。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛の歌 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★ 林住期道楽交心09k120301★『 さびしさのあつくなりゆく寒の月 』 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 星の子交心09k120501★『 あら海やひときわさえて寒昴 』 へどうぞ!!! ★★★


★★★ 『 今日のそのまんま575で交心 10年12月 15日 』 寒の顔群れをる中の灯し顔 へどうぞ!!! ★★★
 



★。・。・゜♪゜・。・。★ リンク ★。・。・゜♪゜・。・。★


  


Posted by 青柳仁 at 19:00Comments(0)良寛さんの歌を遊ぶ

2010年12月09日

飯乞ふと里にも出でずなりにけり昨日も今日も雪の降れれば


★。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛の歌 ★。・。・゜♪゜・。・。★






★★★  ★★★






★ 良寛の歌0640

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飯乞ふと里にも出でずなりにけり昨日も今日も雪の降れれば

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 托鉢に、村里へ出て行くことも
 ここしばらく、なくなっているよ。
 昨日も、今日も、まだ、
 雪が降りしきっている。

 村人達の様子も気になっているのだけれどね・・・


良寛さんの世界にはもう雪が降っています。
 布施行、菩薩行の良寛さんの村歩きもできません。子どもたちはどうしているのだろう。寒さに震えているのだろうな。一緒にまりつきし、凧も上げで、外で走り回れば、気もまぐれて、楽しめるのにね。天気のいい日は子どもたちと遊んで、学童保育のお役をお務めしているのです。村人達は大助かりでした。


 0414 飯乞ふとわれ来にけらしこの園の萩のさかりに逢ひにけるかも   良寛


 托鉢に出ても、ときどきは、花呆け爺さんになって、咲きみだれる萩に見惚れて、呆然と時を過ごすこともあったのです。ふと我に返って、あぁ、俺は托鉢に来ていたんだ、と想い出している良寛さんがいます。


 良寛さんは、無為自然だから、頭の中は、空っぽなんですね。
 空っぽだから、実は、ごちゃごちゃ、何でも在り、なんです。今とここが全てですから、その時、その時、湧いてくる心のままに生きていくんです。

 仁も、真似良寛仁で、自遊仁ですけれど、あくまで遊行時空での自遊仁なんです。
 現身は籠の鳥。不自由仁なんです。
 心身自在良寛さん。
 唯心自在瘋癲老仁。
 月とすっぽんの違い所じゃありません。


 それでも、唯心自在。良寛さんを真似して生きはじめたおかげで、遊行時空のひとり遊びの面白さを満喫できるようになりました。もう、これ以上の贅沢はないでしょう。





★ 交心俳句09m120703

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大雪も遊行に花を咲かすなり

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★。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛の歌交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★




★★★ TAO交心09p103102★『 魂の菩薩とまぐわう十三夜 』 へどうぞ!!! ★★★




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Posted by 青柳仁 at 15:35Comments(0)良寛さんの歌を遊ぶ

2010年12月09日

あしびきの山田の田居に鳴く鴨の声聞く時ぞ冬は来にける

★。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛の歌 ★。・。・゜♪゜・。・。★






★★★ 『 窓に寄る冬のさくらの和みかな 』 ★ 交心俳句09m120101 からの【 転載 】 です。 ★★★






★ 良寛の歌0379


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あしびきの山田の田居に鳴く鴨の声聞く時ぞ冬は来にける

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 山間の田圃で
 もう鴨が鳴きはじめたよ。
 何とも寂しげに鳴くものだね。
 鴨が鳴きはじめたから、
 もう冬が足早にやってくるんだ。


 つい先日まで
 心を華やがせてくれた紅葉も
 冬枯れてしまって、
 ここも雪に閉じ込められてしまう。
 また誰も訪ねてこなくなるよ。


 寂しげに鳴いているけれど、
 鴨たちはいいね。
 いつも連れ立って飛び立ち、
 どこでも寄り添って夜を過ごしている。
 わたしはまたひとりぽっちだよ。




 0913 あしひきの山田の田居にわれ居れば昨日も今日も訪ふ人はなし   良寛


 0915 あしひきのわが住む山は近けれど心とほくも思ほゆるかも   良寛


 0189 あしひきの山田の田居に鳴く蛙声のはるけきこの夕かも   良寛



 厳しい寒さと静寂に封じ込められてしまう長い冬になるんですね。
 良寛さんにとってこの上なくつらい季節なんでしょうね。無一物の草庵で北国の冬を暮らすことだけでも苦行中の苦行でしょう。とうてい真似のできる話ではありません。
 けれど国上山の五合庵は良寛さんのお気に入りでした。
 49歳から69歳まで、20年間も、独り暮らしを貫いたのでした。その終わり際には、体も弱って、愛弟子の遍照さんのお世話を受けることにはなるのですけれど。


われもまた浮世なじまずはぐれ鴨   仁 
 





★。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛の歌交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★




★★★ 林住期道楽交心09k120301★『 さびしさのあつくなりゆく寒の月 』 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 『 泰然と達磨のごとき寒の鯉 』 ★ 交心俳句10k120701 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 『 今日のそのまんま575で交心 10年12月 07日 』 紅葉散る吾も元素の一つなれ へどうぞ!!! ★★★
 



★。・。・゜♪゜・。・。★ リンク ★。・。・゜♪゜・。・。★




  
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Posted by 青柳仁 at 14:28Comments(0)良寛さんの歌を遊ぶ

2010年12月02日

秋山のもみぢは過ぎぬ今よりは何によそへて君をしぬばむ


★。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛の歌 ★。・。・゜♪゜・。・。★








★★★ 『 手作りの冬菜なにより馳走なる 』 ★ 交心俳句10m113001 よりの【 転載 】です。 ★★★






★ 良寛の歌0529

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秋山のもみぢは過ぎぬ今よりは何によそへて君をしぬばむ

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 秋の山の紅葉も
 もう散ってしまいました。
 紅葉を見ればあなたと過ごした日々が想い出されて
 幸せになり、またお逢いしたいと忍びもしましたけれど、
 これから何にこと寄せてあなたを偲ぶことができるのでしょうね。

 

★★★ 『 もみじ葉の光もなきに色よかり 』 ★ 交心俳句10m112501 へどうぞ!!! ★★★




 0526 もみぢ葉の散りにし人の面影を忘れで君が問ふぞうれしき   良寛


 国上の山に登りてそこなる寺にやどりて、「夜あらしに降りくるものは雨ならで軒場につもる落葉なりけり」。かへらむとしつるに、山の主のよみ出でけるうた(原田正貞の記)
 0527 この山のもみぢも今日は限りかな君し帰らば色はあらまじ   良寛



 
紅葉すぎ霰に君を偲ぶらん   仁


 散る紅葉かくも偲ばゆ面影よ   仁


 君去にて紅葉忽ち色褪せぬ   仁






★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★ TAO交心09m112701★『 芒野のゆらぎに起こる愛浄土 』 へどうぞ!!! ★★★


★★★ 『 健気なる雪の桜を見に行かん 』 ★ 交心俳句10m112902 へどうぞ!!! ★★★




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Posted by 青柳仁 at 22:00Comments(0)良寛さんの歌を遊ぶ

2010年12月02日

はだ寒み秋も暮れぬと思ふかな虫の音も枯るしぐれする夜半



★。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛の歌 ★。・。・゜♪゜・。・。★






★★★ 『 健気なる雪の桜を見に行かん 』 ★ 交心俳句10m112902 よりの【 転載 】です。 ★★★






★ 良寛の歌0498

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はだ寒み秋も暮れぬと思ふかな虫の音も枯るしぐれする夜半

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 日に日に肌寒くなっていくよ。
 もう秋も終わるんだね。
 虫の鳴く声も枯れて、聞こえなくなった。
 とりわけ時雨する秋の夜半は
 寂しさがひとしおだよ。




 0497 はだ寒み秋も暮れぬと思ふかなこのごろ絶えて虫の音もなし   良寛


 
涸れ涸れに虫の音途絶え暮の秋   仁


 虫の音の絶えし夜半は泣きたくなる   仁





★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★ 『 小春日や旅の時空を手繰り寄す 』 ★ 交心俳句10m112801 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 『 今日のそのまんま575で交心 10年11月 30日 』 転た寝の涎の光る日向ぼこ へどうぞ!!! ★★★
 



★。・。・゜♪゜・。・。★ リンク ★。・。・゜♪゜・。・。★







  


Posted by 青柳仁 at 21:36Comments(0)良寛さんの歌を遊ぶ