2010年12月09日

あしびきの山田の田居に鳴く鴨の声聞く時ぞ冬は来にける

★。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛の歌 ★。・。・゜♪゜・。・。★






★★★ 『 窓に寄る冬のさくらの和みかな 』 ★ 交心俳句09m120101 からの【 転載 】 です。 ★★★






★ 良寛の歌0379


――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――

あしびきの山田の田居に鳴く鴨の声聞く時ぞ冬は来にける

――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――



 山間の田圃で
 もう鴨が鳴きはじめたよ。
 何とも寂しげに鳴くものだね。
 鴨が鳴きはじめたから、
 もう冬が足早にやってくるんだ。


 つい先日まで
 心を華やがせてくれた紅葉も
 冬枯れてしまって、
 ここも雪に閉じ込められてしまう。
 また誰も訪ねてこなくなるよ。


 寂しげに鳴いているけれど、
 鴨たちはいいね。
 いつも連れ立って飛び立ち、
 どこでも寄り添って夜を過ごしている。
 わたしはまたひとりぽっちだよ。




 0913 あしひきの山田の田居にわれ居れば昨日も今日も訪ふ人はなし   良寛


 0915 あしひきのわが住む山は近けれど心とほくも思ほゆるかも   良寛


 0189 あしひきの山田の田居に鳴く蛙声のはるけきこの夕かも   良寛



 厳しい寒さと静寂に封じ込められてしまう長い冬になるんですね。
 良寛さんにとってこの上なくつらい季節なんでしょうね。無一物の草庵で北国の冬を暮らすことだけでも苦行中の苦行でしょう。とうてい真似のできる話ではありません。
 けれど国上山の五合庵は良寛さんのお気に入りでした。
 49歳から69歳まで、20年間も、独り暮らしを貫いたのでした。その終わり際には、体も弱って、愛弟子の遍照さんのお世話を受けることにはなるのですけれど。


われもまた浮世なじまずはぐれ鴨   仁 
 





★。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛の歌交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★




★★★ 林住期道楽交心09k120301★『 さびしさのあつくなりゆく寒の月 』 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 『 泰然と達磨のごとき寒の鯉 』 ★ 交心俳句10k120701 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 『 今日のそのまんま575で交心 10年12月 07日 』 紅葉散る吾も元素の一つなれ へどうぞ!!! ★★★
 



★。・。・゜♪゜・。・。★ リンク ★。・。・゜♪゜・。・。★






タグ :孤独

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