2015年07月20日
良寛歌0929zs19『 木の間より角田の沖を見渡せば海人の焚く火の沖に並み見ゆ 』ss20
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛短歌 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ 良寛歌0929zs19ss20
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
木の間より角田の沖を見渡せば海人の焚く火の沖に並み見ゆ
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
こうして木々の間から角田浜の海を眺めていると漁師さんたちが燃やしている漁り火が遠くに幾つも並んで見えるよ。はかなく揺れるその漁り火が切ないねえ。
良寛さんが角田浜を訪れる折りは、よく、長谷川四郎次家に宿泊したといいます。良寛さんが久しぶりに同家を訪れた時、三代四郎次の母親が67歳で亡くなっていたそうです。それで供養をしたり、過去帳を書いてやったりしています。
この歌は、そんな折に、歌われたものかもしれないといわれてもいるようです。
角田の沖は、いろいろいわれも多い所のようです。
日蓮さんが佐渡から戻る時の「波の題目」のいわれが、良寛さんの想起するいろいろのことの中にもあったのだろうともいわれます。
しかし、それは歌の直接のテーマではなく、背景でしょう。
いつも良寛さんの心にあるのは村人の命と暮らしです。農村にあっては農民の人たちのことを思い、漁村にあっては漁師の人たちのことを思います。辛く、苦しい暮らしを営んでいるんですね。その厳しい暮らしの中で村人が少しでも心を和らげ、幸せな心を持てるように、心のエネルギーを注ぎ込んでいくのです。
波寄する岩陰しばしの外寝かな 仁
愛語に添えば休む間もなし
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★ めぐり逢い良寛さんss2001
――★♪♪★―――――――――――――★♪♪★――
漁り火や人も揺れをり天の川
――★♪♪★―――――――――――――★♪♪★――
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★★★ めぐり逢い良寛さんzs1902『 おもしろや雨脚踊るもどり梅雨 』ss18 へどうぞ!!! ★★★
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
2015年07月03日
良寛歌0446zs04『 ひさかたのたなばたつめは今もかも天の川原に出でたたすらし 』ss03
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛短歌 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
雪呼さんより、 『 青梅雨の蛙に恋文貰いませ 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
雪呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
★ 良寛歌0446zs04ss03
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
ひさかたのたなばたつめは今もかも天の川原に出でたたすらし
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
≫ 仁さん、おはようございます。
今日の新聞、良寛さまの歌。
。。。 「ひさかたの たなばたつ女(め)は 今もかも 天の河原に 出(い)で立たすらし」
姫星が、今しも天の河原に現れ、たたずむと、七夕の伝説を詠んでいる。
生涯、独り身ながら、万葉集の相聞歌などを楽しみ、
時折、艶やかな歌も詠んで悦に入る面もある。 。。。(全国良寛会)
昨日はちょっと疲れて早く眠ってしまいました。
綺麗な星が見えたはずなんですけど・・・七夕の夜は曇りの予報です。
琥珀は抗生剤が効き腫れもなくなり、すっかり良くなったようにみえます。
私も薬が効いたのか胃の不快感も忘れよく眠れました。
さあ、これから掃除ですヾ(๑^∇^๑)ノ ≫ 雪呼
ぐっすり眠れてよかった。
疲労ですね。
心労もあったのでしょう。
でも、森の自然力が雪呼さんを庇護してくれているから、大丈夫ですよ。
また、魔女力発揮して、楽しみましょうね。
今朝は、いい青空です。
さぁ、ちょっと遅れたけれど、
これから四畳半畑に出て、
ごてづくり菜園やってきます。
ごてこわしにならないよう、ぼちぼちですけれどね・・・。
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★ めぐり逢い良寛さんzs0401ss03
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
熟れてゆく蕃茄撫で撫でごてづくり
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
一撫でごとに精気奪う気
☆☆☆ 雪呼さんの日記『 色付きの時を待たれり青トマト 』 へどうぞ!!! ☆☆☆
いのちパワーが漲っていますね。
仁のトマトはこんなに張りがないですよ。
畑の土がいいのでしょうね。
仁の土は、庭土に培養土を混ぜただけだから、まだ畑土になっていないんですね。
でも、すこし、蚯蚓ができるようにはなってきたんですよ。
あと十年したらいい土になるでしょう。
よし、
あと十年生きていくぞ!
よきトマトなれなれわれを活かすべし 仁
畑に根張り身を愛おしむ
【資料 良寛】
良寛歌0458 ひさかたの天の川原の渡し守舟出はやせよ夜のふけぬまに
万葉集2042 しばしばも相見ぬ君を天の川舟出早せよ夜の更けぬ間に
良寛歌0461 秋風を待てば苦しも川の瀬にうち橋渡せその川の瀬に
万葉集2081 天の川棚橋渡せ織女のい渡らさむに棚橋渡せ
良寛さんは万葉集を遊びながら、
あるいは遊んだ振りをしながら、
恋募る思いを、密かに、伝えていたのでしょう。
そんな手紙が残っていればいいのですけれどね・・・
万葉の時代も、密やかな手紙と、相聞歌は、使い分けていたんだと思います。
万葉集に相聞歌は編纂されて残ったけれど、プライベートな手紙は残っていないのでしょうね。あるいは愛し合っている二人の会話はどんなものだったのでしょう。手紙に書いたり、日記に書いたりしていたのでしょうけれど・・・
良寛さんと貞心尼さんの間で、天の川がどんな風に語られていたのかを、想像力で辿るのも、遊行期の楽しみなのですけれど・・・
星祭り待つべき一夜あるがしあわせ 仁
念いこめれど星に届かず
★★★ 『 青梅雨の蛙に恋文貰いませ 』 ★ 交心俳句43101 への交心です。 ★★★
【 資料 良寛 七夕歌 】
。。。
良寛歌0445 わが待ちし秋は来にけり月草の安の川辺に咲きゆく見れば
良寛歌0447 いまもかもたなばたつめはひさかたの天の川原に出で立たすらし
良寛歌0448 白妙の袖ふりはへてたなばたの天の川原にいまぞ立つらし
良寛歌0449 秋風に赤裳の裾をひるげへし妹が待つらむ安のわたりに
川の辺の柳の下に佇みしひとを念えど渡る舟なし 旅仁
在りし日やたなばたの宵こい告げし 旅仁
今ここのごと念い反復
念ずれば無心ひろごる夏椿 旅仁
呼びつ呼ばれついのち相寄る
★ めぐり逢い良寛さんss0306
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
在りし日やたなばたの宵こい告げし
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★★★ 優游575交心st2205『 蛍燃ゆ切なき命火のごとく 』 へどうぞ!!! ★★★
♪♪♪ http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=78418352&comm_id=1966759#comment_id_1420357415
★★★ ドリーム楽土交心zt0101『 梅雨の世は想い出の実を生らせませ 』st10 へどうぞ!!! ★★★
♪♪♪ http://kataomoi7.blog2.fc2.com/blog-entry-222.html
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雪呼さんより、 『 青梅雨の蛙に恋文貰いませ 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
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ひさかたのたなばたつめは今もかも天の川原に出でたたすらし
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≫ 仁さん、おはようございます。
今日の新聞、良寛さまの歌。
。。。 「ひさかたの たなばたつ女(め)は 今もかも 天の河原に 出(い)で立たすらし」
姫星が、今しも天の河原に現れ、たたずむと、七夕の伝説を詠んでいる。
生涯、独り身ながら、万葉集の相聞歌などを楽しみ、
時折、艶やかな歌も詠んで悦に入る面もある。 。。。(全国良寛会)
昨日はちょっと疲れて早く眠ってしまいました。
綺麗な星が見えたはずなんですけど・・・七夕の夜は曇りの予報です。
琥珀は抗生剤が効き腫れもなくなり、すっかり良くなったようにみえます。
私も薬が効いたのか胃の不快感も忘れよく眠れました。
さあ、これから掃除ですヾ(๑^∇^๑)ノ ≫ 雪呼
ぐっすり眠れてよかった。
疲労ですね。
心労もあったのでしょう。
でも、森の自然力が雪呼さんを庇護してくれているから、大丈夫ですよ。
また、魔女力発揮して、楽しみましょうね。
今朝は、いい青空です。
さぁ、ちょっと遅れたけれど、
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☆☆☆ 雪呼さんの日記『 色付きの時を待たれり青トマト 』 へどうぞ!!! ☆☆☆
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仁のトマトはこんなに張りがないですよ。
畑の土がいいのでしょうね。
仁の土は、庭土に培養土を混ぜただけだから、まだ畑土になっていないんですね。
でも、すこし、蚯蚓ができるようにはなってきたんですよ。
あと十年したらいい土になるでしょう。
よし、
あと十年生きていくぞ!
よきトマトなれなれわれを活かすべし 仁
畑に根張り身を愛おしむ
【資料 良寛】
良寛歌0458 ひさかたの天の川原の渡し守舟出はやせよ夜のふけぬまに
万葉集2042 しばしばも相見ぬ君を天の川舟出早せよ夜の更けぬ間に
良寛歌0461 秋風を待てば苦しも川の瀬にうち橋渡せその川の瀬に
万葉集2081 天の川棚橋渡せ織女のい渡らさむに棚橋渡せ
良寛さんは万葉集を遊びながら、
あるいは遊んだ振りをしながら、
恋募る思いを、密かに、伝えていたのでしょう。
そんな手紙が残っていればいいのですけれどね・・・
万葉の時代も、密やかな手紙と、相聞歌は、使い分けていたんだと思います。
万葉集に相聞歌は編纂されて残ったけれど、プライベートな手紙は残っていないのでしょうね。あるいは愛し合っている二人の会話はどんなものだったのでしょう。手紙に書いたり、日記に書いたりしていたのでしょうけれど・・・
良寛さんと貞心尼さんの間で、天の川がどんな風に語られていたのかを、想像力で辿るのも、遊行期の楽しみなのですけれど・・・
星祭り待つべき一夜あるがしあわせ 仁
念いこめれど星に届かず
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【 資料 良寛 七夕歌 】
。。。
良寛歌0445 わが待ちし秋は来にけり月草の安の川辺に咲きゆく見れば
良寛歌0447 いまもかもたなばたつめはひさかたの天の川原に出で立たすらし
良寛歌0448 白妙の袖ふりはへてたなばたの天の川原にいまぞ立つらし
良寛歌0449 秋風に赤裳の裾をひるげへし妹が待つらむ安のわたりに
川の辺の柳の下に佇みしひとを念えど渡る舟なし 旅仁
在りし日やたなばたの宵こい告げし 旅仁
今ここのごと念い反復
念ずれば無心ひろごる夏椿 旅仁
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2015年07月02日
良寛歌0239zs02『 国上山松風涼し越え来れば山ほととぎすをちこちに鳴く 』st28
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ めぐり逢い良寛さん ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
雪呼さんより、 『 梅の雨留守番嫌だよ駄々を捏ぬ 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
雪呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
★ 良寛歌0239zs02st28
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
国上山松風涼し越え来れば山ほととぎすをちこちに鳴く
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
≫ 仁さん、おはようございます。
今日の新聞、良寛さまの歌。
。。。「国上山 松風涼し 越えくれば 山ほととぎす 遠路近路(おちこち)に鳴く」
国上の松林をわたる風はさわやかで涼しい。
その坂道を越えてくれば、山に棲むホトトギスがしきりにあちこちで鳴いている。
五合庵に帰るのを歓迎してくれているようだ。(全国良寛会)
。。。
今朝もしとしと雨、そちらの雨は如何ですか?
琥珀は雫と一緒に飛び回るようになりました。
抗生剤も効いているみたいで、残っていた腫れも小さくなって・・・
一安心です。 ≫ 雪呼
越後は今日もしとしとですか。
昨日は雨の謙信公お疲れ様。さすが妖艶ガクト謙信公ですね。雨も厭わず観光客は訪れる。ヨン様追っかけと同じような現象もあるのでしょうね・・・
ありがとう、筑後はけっこう土砂降りでしたけれど、平穏でした。ただ一人川に流されました。田や船を見回ったり、魚獲りに行ったりして災難に遭うんですよね。
それにしても琥珀さん、雫さんと遊べる余裕が出てきましたか。
よかった!
争わず。
濡れ落ち葉でも、元気がいい。
花狂い琥珀さんのパフォーマンスがまた楽しめますね。
★ めぐり逢い良寛さんzs0201st28
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
半夏生猫と交わる愛語かな
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
花好き猫と花好き主人
五合庵に戻るとホトトギスに迎えられて、良寛さんはホトトギスさんたちと愛語を交わし、托鉢行の疲れを癒すんでしょうね。
命の交心が、やはり、いちばんの安らぎです。
命の交心が愛語なんだと思います。
ところで、雪呼さんの裏山には、ホトトギスさん来ましたか?
ホトトギスさんが来たら、様子教えてくださいね。
ホトトギス古人に会いに行く 仁
幻なれど愛交わりき
国上山は今でも、遠近、時鳥が鳴いているのでしょうか・・・
ホトトギスの鳴き声を聞きに行くためにだけでも、この季節、国上山に登りたくなります。
なのに、これだけの願いも実行できない暮らしの貧しさを、ただ詮無しと、嘆いても仕方ありません。それに代わるものを見つけ出し、同じように、大切にしていくほかないのでしょうね。
良寛さんの時鳥に対する思いが理解でき、観想できるようになれば、
国上山に登ったことと同じ世界に住んでいるのでしょう。
観想上の世界を遊ぶことが遊行の楽しみなのです。
観想上の世界で、良寛さんを真似て、貞心尼さんと遊ぶこともできるんですね。
杜鵑鳴くや浮き世を突きぬけて 仁
古鳥とあそぶ今ここ
★★★ 『 梅の雨留守番嫌だよ駄々を捏ぬ 』 ★ 交心俳句42902 へどうぞ!!! ★★★
見上げれば空に人交う半夏生 旅仁
地には田廻る人と交わる
やまい得ていよよ恋しきほととぎす 旅仁
行ければ行かず行けねば狂おし
帰りなんいのちの郷へほととぎす 旅仁
まだわれ待つか本然のわれ
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やまい得ていよよ恋しきほととぎす
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★★★ 優游575交心st2310『 蛍の夜呵々大笑の夢見んか 』 へどうぞ!!! ★★★
★★★ めぐり逢い良寛さんzw1502『 花むしろ来し方つもる思いかな 』sw15 へどうぞ!!! ★★★
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雪呼さんより、 『 梅の雨留守番嫌だよ駄々を捏ぬ 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
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国上山松風涼し越え来れば山ほととぎすをちこちに鳴く
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。。。「国上山 松風涼し 越えくれば 山ほととぎす 遠路近路(おちこち)に鳴く」
国上の松林をわたる風はさわやかで涼しい。
その坂道を越えてくれば、山に棲むホトトギスがしきりにあちこちで鳴いている。
五合庵に帰るのを歓迎してくれているようだ。(全国良寛会)
。。。
今朝もしとしと雨、そちらの雨は如何ですか?
琥珀は雫と一緒に飛び回るようになりました。
抗生剤も効いているみたいで、残っていた腫れも小さくなって・・・
一安心です。 ≫ 雪呼
越後は今日もしとしとですか。
昨日は雨の謙信公お疲れ様。さすが妖艶ガクト謙信公ですね。雨も厭わず観光客は訪れる。ヨン様追っかけと同じような現象もあるのでしょうね・・・
ありがとう、筑後はけっこう土砂降りでしたけれど、平穏でした。ただ一人川に流されました。田や船を見回ったり、魚獲りに行ったりして災難に遭うんですよね。
それにしても琥珀さん、雫さんと遊べる余裕が出てきましたか。
よかった!
争わず。
濡れ落ち葉でも、元気がいい。
花狂い琥珀さんのパフォーマンスがまた楽しめますね。
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花好き猫と花好き主人
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命の交心が、やはり、いちばんの安らぎです。
命の交心が愛語なんだと思います。
ところで、雪呼さんの裏山には、ホトトギスさん来ましたか?
ホトトギスさんが来たら、様子教えてくださいね。
ホトトギス古人に会いに行く 仁
幻なれど愛交わりき
国上山は今でも、遠近、時鳥が鳴いているのでしょうか・・・
ホトトギスの鳴き声を聞きに行くためにだけでも、この季節、国上山に登りたくなります。
なのに、これだけの願いも実行できない暮らしの貧しさを、ただ詮無しと、嘆いても仕方ありません。それに代わるものを見つけ出し、同じように、大切にしていくほかないのでしょうね。
良寛さんの時鳥に対する思いが理解でき、観想できるようになれば、
国上山に登ったことと同じ世界に住んでいるのでしょう。
観想上の世界を遊ぶことが遊行の楽しみなのです。
観想上の世界で、良寛さんを真似て、貞心尼さんと遊ぶこともできるんですね。
杜鵑鳴くや浮き世を突きぬけて 仁
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2015年06月26日
『 いつの日か見たし夕焼け越の海 』めぐり逢い良寛さんzt2301st23
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いつの日か見たし夕焼け越の海
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
雪呼さんより、 『 塩もみの紫蘇の香りの夜を越す 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
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越の海ひとをみるめはつきなくにまた帰り来むと言ひし君はも
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≫ 仁さん、おはようございます。
今日の新聞、良寛さまの歌。
。。。 「越(こし)の海 人を見る目は つきなくに また帰り来(こ)んと 云(い)ひし君はも」
縁があったらまた帰ってこようとあなたは言ったけれど、
越後の海には海藻の「海松布(みるめ)」が尽きないように、
ここは決して人を「見る目」が尽きない優しい土地ですよ。 。。。(全国良寛会)
昨夜の雨で裏の池に水が少し溜まりました。
生き物が戻ってくると良いのですけど・・・
ハーブもたくさん植えましたね~ハーブティで楽しむ、良いですね♪
外に出て池を見に行ったら、たくさんの蚊が追い掛けてきたので家に逃げ帰りました~( ̄▼ ̄|||) ≫ 雪呼
越後の人情と風土が良寛さんは大好きなんですね。
ここ越後はいい所ですよ。みんな同じように寄り添い合って生きているんです。だから分かち合い、支え合い、つながり合って、やさしさがいっぱいですよ。あなたもはやく故郷へ戻っていらっしゃい。
温かい人情に包まれて、余生を自在に、幸せに生きた良寛さんですから、
身も心も全てを郷土の人たちにお返ししたいのでしょうね。
いつの日か見たし夕焼け越の海 仁
残る余命にその佳き日来よ
雪呼さんの庭の池もいっぱい水が溜まりましたか。
さて、何が棲みはじめるのでしょうね・・・
観察発見雪割草さんの出番ですよ!
でも、蚊に食われると難儀ですね。
柳川はブン蚊の街です。外に出たら、もう、蚊が食らいついている。膨れて動けなくなるまで食らいついていますよ。
でも、いちばんに何を見つけ出すか楽しみですね。
家の池は住み心地いいよ。ボウフラもいっぱい湧いて、栄養も豊富だし、食べ物に事欠くことはないよ。命さんたち、早く戻っておいでよ。
ザリガニさんも復活しますように。
子どもたちの賑やかな笑い声が天地に溢れますように。
五月雨に命の池や蘇生せよ 仁
子らと田螺やザリガニ獲らん
筑後は雨です。
那呼はハーブの本を二冊持ってきてくれました。那呼はハーブではぼくらの大先輩なんですよ。今日も久留米のナーセリーまで行って、また、ハーブを買ってきました。四畳半畑がハーブで占領されるかもしれません。けっこう繁茂するんですよね。
こころにもただよえハーブのすずしさよ 仁
子に恵まれて菜園楽し
★★★ 交心俳句419-01『 塩もみの紫蘇の香りの夜を越す 』 へどうぞ!!! ★★★
越後にてまず挨拶は不如帰 旅仁
逢えし喜び良寛にも告ぐ
良寛と夕焼ける佐渡忍びをれ
予期せぬことのなきを祈りつ
貞心と汗し峠を越え行かん
行けど行けども草紅葉道
★ めぐり逢い良寛さんst2307
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
越後にてまず挨拶は不如帰
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
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★★★ 徒然575交心zw1404『 老躑躅いよいよ艶に花咲かす 』sw14 へどうぞ!!! ★★★
★★★ TAO交心zdq0202『 紺碧の虚空瑕なし酔芙蓉 』 へどうぞ!!! ★★★
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2015年06月14日
『 山陰の荒磯の波のたち返り見れども飽かぬ一つ松の木 』良寛歌0694zt05st14
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万緑の空億千の風渡る
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雪呼さんより、 『 忍冬の耐え抜いて今花盛り 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
雪呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
★ 良寛歌0694zt05st14
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山陰の荒磯の波のたち返り見れども飽かぬ一つ松の木
★――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
≫ 仁さん、こんにちはヽ(´▽`)/~♪
今日の新聞、良寛さまの歌。
。。。 「山陰の 荒磯(ありそ)の波の たち返り 見れども飽かぬ 一つ松の木」
国上寺お堂の前に立つ一つ松は、弘法大使いわれの松という。
気高く厳かに立つ一つ松は、波がくり返し寄せるように、くり返し見ても飽きることがない。
一つ松礼賛。 。。。(全国良寛会)
国上寺お堂の前に大きな松の古木があります。
朽ちていかないように斜めになった松の幹の上に屋根が付いていました。
また行ってみたくなりました。 ≫ 雪呼
「一つ松」というのが今でもあるんですね。
弘法大師のいわれを持つとすれば、良寛さんの時も、もう、相当の古木だったのでしょうね。朽ちないように、今では、幹に、屋根を被せているのですか・・・
すごい。
雪呼さん、「一つ松」写真、アップしていましたか?
国上山まで、遠いのですか?
国上山の空気を吸うと、また、良寛さんの心も深く感じるようになるのでしょうね・・・
今、新井満さんの『千の風』が生まれる背景がテレビであっていました。
英語詩を訳する時、思いあぐねていたのだけれど、森を歩いていて、風が見えたそうです。吹きわたってくる風が見えたそうです。それで、風をテーマに『千の風』が流れるようにできあがっていったといっています。
現場に立つ、ということがもつ特権のようなものでしょうね。
現場に立てない仁は、今、ネット吟行で、なりきり「現場に立つ」心を試みていますけれど、真似良寛を試みていますけれど、
それはそれ、楽しみ三昧に終わってもいいことですけれど、
もう一方では、「現場に立つ」と同じリアル体験を創りだすこともできるんだとも信じているんですよ。想像力が現実をよりリアルにするものだと考えるんです。
観自在力というのを有効にできたら楽しくなるでしょうね・・・
なりきり良寛さんは、観自在力で、万葉集の世界を呼び寄せていたのではないかとも考えています。辿り直しという追体験から、一歩グレードアップして、観自在力で観える世界を生きるんです。
「一つ松」を見ても、見ても、見飽きないというのは、「一つ松」に重なる過去未来が観自在力によってさまざま観えてくるのでしょうね。
一木一草皆仏というのは、一木一草に宇宙が宿っているということでしょう。
一粒の露に、宇宙を観ずることができるようになれば、良寛さんのように、無心に、自在に、生き生きと生きられるようになるのでしょうね。
「天上大風」も観自在力によって観える世界、愛の世界だろうと思います。
千の風、万の風の吹きわたる世界です。
万緑の空億千の風渡る 仁
わが心にも原初の風吹け
★★★ 『 忍冬の耐え抜いて今花盛り 』 ★ 交心俳句39801 へどうぞ!!! ★★★
夏あざみわれの半生蔵しけり 旅仁
行く末もまた書き込まるゝか
われの念分かち持ちたる人はなし 旅仁
こころにあざみ抱きゆくのみ
すずしさや色の欲わき愛おしむ 旅仁
余命に知りし色の深みよ
忍冬つまむことさえ叶わざり 旅仁
吸う夢みれば至福満つ
★ めぐり逢い良寛さんst1403
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夏あざみわれの半生蔵しけり
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万緑の空億千の風渡る
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雪呼さんより、 『 忍冬の耐え抜いて今花盛り 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
雪呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
★ 良寛歌0694zt05st14
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山陰の荒磯の波のたち返り見れども飽かぬ一つ松の木
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≫ 仁さん、こんにちはヽ(´▽`)/~♪
今日の新聞、良寛さまの歌。
。。。 「山陰の 荒磯(ありそ)の波の たち返り 見れども飽かぬ 一つ松の木」
国上寺お堂の前に立つ一つ松は、弘法大使いわれの松という。
気高く厳かに立つ一つ松は、波がくり返し寄せるように、くり返し見ても飽きることがない。
一つ松礼賛。 。。。(全国良寛会)
国上寺お堂の前に大きな松の古木があります。
朽ちていかないように斜めになった松の幹の上に屋根が付いていました。
また行ってみたくなりました。 ≫ 雪呼
「一つ松」というのが今でもあるんですね。
弘法大師のいわれを持つとすれば、良寛さんの時も、もう、相当の古木だったのでしょうね。朽ちないように、今では、幹に、屋根を被せているのですか・・・
すごい。
雪呼さん、「一つ松」写真、アップしていましたか?
国上山まで、遠いのですか?
国上山の空気を吸うと、また、良寛さんの心も深く感じるようになるのでしょうね・・・
今、新井満さんの『千の風』が生まれる背景がテレビであっていました。
英語詩を訳する時、思いあぐねていたのだけれど、森を歩いていて、風が見えたそうです。吹きわたってくる風が見えたそうです。それで、風をテーマに『千の風』が流れるようにできあがっていったといっています。
現場に立つ、ということがもつ特権のようなものでしょうね。
現場に立てない仁は、今、ネット吟行で、なりきり「現場に立つ」心を試みていますけれど、真似良寛を試みていますけれど、
それはそれ、楽しみ三昧に終わってもいいことですけれど、
もう一方では、「現場に立つ」と同じリアル体験を創りだすこともできるんだとも信じているんですよ。想像力が現実をよりリアルにするものだと考えるんです。
観自在力というのを有効にできたら楽しくなるでしょうね・・・
なりきり良寛さんは、観自在力で、万葉集の世界を呼び寄せていたのではないかとも考えています。辿り直しという追体験から、一歩グレードアップして、観自在力で観える世界を生きるんです。
「一つ松」を見ても、見ても、見飽きないというのは、「一つ松」に重なる過去未来が観自在力によってさまざま観えてくるのでしょうね。
一木一草皆仏というのは、一木一草に宇宙が宿っているということでしょう。
一粒の露に、宇宙を観ずることができるようになれば、良寛さんのように、無心に、自在に、生き生きと生きられるようになるのでしょうね。
「天上大風」も観自在力によって観える世界、愛の世界だろうと思います。
千の風、万の風の吹きわたる世界です。
万緑の空億千の風渡る 仁
わが心にも原初の風吹け
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余命に知りし色の深みよ
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2015年04月28日
『 著莪の花見れば見るほど悩ましき 』めぐり逢い良寛さんzw2601sw26
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★ めぐり逢い良寛さんzw2601sw26
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著莪の花見れば見るほど悩ましき
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雪呼さんより、 『 たんぽぽの絮ふき末をおもいけり 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
雪呼さんの日記をネット吟行させてもらいました。
枝垂れ桜の下に著莪の花が咲いています。
雨の後の著莪の花が美しいこと。ほんとうに言葉にできない美しさです。
絵にしろ、575にしろ、詩にしろ、どう表現すればいいのでしょう。・・・
☆☆☆ 『 シャガの花大地に染みる雨を受け 』 雪呼さん へどうぞ!!! ☆☆☆
。。。 ≫ うつくしい。
ほんとうにうつくしい。
ただただうつくしい。
ありがとうございます。
著莪の花見れば見るほど悩ましき 仁
あやしき念の胸に詰まり来 ≫ 。。。
夕暮れ時、もう一度、また一度、訪問してきました。
夕闇のスクリーンにイメージが流れはじめます。
滴るを飲み干す一会著莪の花 仁
甘露にも似て蕩ける心地
著莪の花あなた重なる夕まぐれ 仁
面影傍に佇む如し
薄墨に包まれ著莪の花の玄 仁
闇に浮く白妖女のはだえ
寒さのぶり返しで、ニャンさんたちもコタツでお眠りですか。
北海道は雪だそうですね。
そうですか、寒い時は、パン酵母もお眠りになるんですね。生き物の命は精妙ですね。
人間もそんな風に精妙なんでしょうけれど、仁なんてよ~らで、精妙の恵みを見失っているのでしょうね。もったいない。今からでも、自分の命愛おしみましょう。
恋熱を酵母に注ぎ麺麭を焼く 仁
その温もりのやわらかはだえ
★ 良寛歌0215zw26sw26
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卯月三日の夜、友がきのもとにまかりて
わりなくも思ふものから三日の夜の月とともにや出でてわが来し
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卯月三日の夜、友がきのもとにまかりて
わりなくも思ふものから三日の夜の月とともにや出でてわが来し
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≫ 仁さん、こんにちはo(*^▽^*)o
今日の新聞、良寛さまの歌。
「わりなくも 思ふものから 三日(みか)の夜の 月とともにや 出でて我越(わがこ)し」
あなたに、心から会いたいと思って、三日月の夜、月の出に合わせてやって来ました。
「卯月三日の夜、友垣(ともがき)の許(もと)にまかりて」の詞書がある。
良寛さんの友垣になってみたい。 。。。(全国良寛会)
今日は久しぶりにパンを焼いています。
気温が低く寒いので、パン生地の発酵が思うように行きません。
酵母も生き物ですから、寒いと元気が出ません。
雨降りなので、ニャン=^・_・^=たちも丸くなって寝ています。 ≫ 雪呼
良寛さんの心の動きも精妙ですね。
そしていつもホット。
愛語が湧いて、ホットホットなのでしょうね。
三日月さんに誘われて人恋の心がホットホット湧きあがってくるのでしょうね。湧きあがるままの心でもう動き出しているんです。
もう、まるで、少年ですね。
さくらの夜しのぶばかりのこころかな 仁
動く魂銀河流離う
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おぼろ月見ればこころも月へ翔ぶ 旅仁
交わる先はおぼろなれども
いついつと待ちにしひとや春の月 旅仁
月の彼方になお待つらむか
★ めぐり逢い良寛さんsw2701
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おぼろ月見ればこころも月へ翔ぶ
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おぼろ月見ればこころも月へ翔ぶ
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2015年04月26日
『 たんぽぽの絮ふき末をおもいけり 』めぐり逢い良寛さんzw2501sw25
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たんぽぽの絮ふき末をおもいけり
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雪呼さんより、 『 母力あふるる手もて桜摘む 』 に良寛さんの詩歌を寄せてもらいました。
雪呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
初物スナックエンドウおいしかったですよ。
春大根の葉の漬け物も初物しました。
牛蒡の葉っぱも大きく伸びています。昨日の雨で、また、ナメクジさんに食べられましたけれど。
はい、父の13回忌です。
短い入院で、そう苦しみもせず、大往生でした。少欲知足の見本のような人でしたから、老仁も、そんな風に、静かに逝けるようになりたいと願っているんですけれどね・・・
まだまだ青二才の夢を追っているから、煩悩のど真ん中で、藻掻きながら逝くのでしょう。どんな逝き方するのか、実況中継しながら、楽しみたいです。
たんぽぽの絮ふき末をおもいけり 仁
わが逝く先は星屑の中
そうなんですか、森村誠一さんが出雲崎を廻られるんですか。
あいにくの雨だと気の毒ですね。
そうなんですか、「現代の芭蕉」さんと呼ばれているんですか・・・。いいですね、行きたい時に、行きたい所へ行けるのは。
芭蕉300周年の記念ツアーで、象潟や佐渡を回ったことあるんですけれど、なにしろツアーですからゆっくりできませんでした。
ほんとうにゆっくり、良寛さんと語り合いに、国上山を辿りたくなります。
良寛の愛語溢るる穀雨かな 仁
めぐみばかりじゃない世の習い
★ 良寛歌0373zw25sw25
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かくばかりありけるものを世の中はなに朝顔をもろしと思はむ
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かくばかりありけるものを世の中はなに朝顔をもろしと思はむ
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≫ 仁さん、おはようございます。
今日の新聞、良寛さまの歌。
「かくばかり ありけるものを 世の中は なに朝顔を もろしと思はむ」
良寛の伯父に当たる与板の中川都良(とりょう)が亡くなり、庭先に朝顔が咲いているのを見て。
朝顔ははかない花だというけれど、人間の命はそれ以上に、これほどはかないものなのだ。 。。。(全国良寛会)
今日は13回忌ですか。
初物スナックエンドウ、瑞々しくて美味しそう(*´艸`)
新聞に「現代の芭蕉」森村誠一先生が昨日から新潟を訪れているそうです。
木立に包まれた芭蕉堂で「浅みどり 陰や濃まさる 芭蕉堂」と一句。
26日まで滞在し、出雲崎町を巡る予定だそうです。
残念なことに今日からお天気が崩れ明日は雨になりそうです。。。 ≫ 雪呼
朝顔の花を愛でているけれど、すぐ萎んで、その儚さを感じさせるけれど、種をまけば、来年はまた、花を咲かせ、愛でることができる。
その儚さをこよなく愛してもいるのだ。
人間は、死んでしまえば、もう二度と会えないし、現れることもない。
この人間の儚さを愛でることなどできるものではないね。
人の死を慟哭する良寛さんがいます。
死を悲しむ人になりきる良寛さんがいます。
死んでいく子どもたちを悼み、生きている子どもたちと喜びを分かち合う良寛さんがいます。
<死ぬ時は死ぬるがよろしく候> と喝破した良寛さんもいます。
≫ 。。。磯辺が立ちあがったあとも、ブランコは軋んだ音をたてて独りゆれた。ちょうど彼の妻が死んでもその言葉が夫の心をふり動かしているように。我々の一生では何かが終っても、すべてが消えるのではなかった。 ≫ 遠藤周作『 深い河 』
昨日が今日に移り、
今日が明日に移るように、
生が、死に移る。
死は、元素に戻ることで、
戻った元素は、また、
別の存在に光合成されていく。
生成流転、
人間の今を儚むのもいいけれど、
人間の今をもっと味わおう。
一期一会の慈しみが、
人の心に種となり、
想い出の花を咲かせますように。
生きている今に、ありがとう。
巡り合うあなたに、ありがとう。
いつかまた、あなたの元素と、
わたしの元素が巡りあい、
何ものかになっていく楽しみを
分かち合えるといいですね。
この吾を供花となしけり亀の鳴く 仁
聞こえぬ声聴き見えぬ魂見る
★★★ 『 母力あふるる手もて桜摘む 』 ★ 交心俳句35201 へどうぞ!!! ★★★
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2015年04月15日
『 天に辛夷空っぽになる心かな 』めぐり逢い良寛さんzw1402sw14
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★ めぐり逢い良寛さんzw1402sw14
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天に辛夷空っぽになる心かな
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雪呼んより、 『 さくらさくら友と心を舞わせませ 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪割呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
ほんとうにそうですね。昨日もらって、子どもたちと遊ぶ良寛さんに思いを巡らせていたら、今朝の良寛さんの歌がやってきました。
子どもたちと遊ぶ良寛さんの心をしっかり受け止めて、子どもたちが希望と勇気を持って生きていける世の中を創りだしていきましょうね、というメッセージなのでしょうね。
世の中は、その願いとはまるで逆方向へ突っ走っていくばかりです。
子どもたちの心は愛も希望も見失って、とても渇いているように感じます。
愛と希望の道しるべが、身の回りに、少なくなっているのでしょうね。
大人達の最大の愛と責務は、子どもたちが希望と勇気を持って生きていける平和な世界を創りだし、守っていくことでしょう。
良寛を思えば気がかり春の行く 仁
子らの未来に心は痛し
無力な仁は、心に思うばかりで、何一つお役に立てることはできませんけれど、祈りだけは、いつも忘れず、また、身近な人に発信していきたいと思っています。
通学の子どもたちに声かけをして出勤されていた雪呼さんを思い出します。
そんな声かけが、子どもたちに元気を起こさせ、希望と勇気を回復させていくのだろうと思います。
≫ 仁さん、おはようございます。
今日の新聞、良寛さまの歌。
「霞立つ 永き春日(はるひ)に こどもらと 手まりつきつつ けふも暮らしつ」
昔の国定教科書にも載っていたので最も知られている歌。
春ののどかな情景の陰に、飢饉で子女が他国に売られていく場合があり、遊びに悲しみが秘められていたと説く人も。 。。。(全国良寛会)
昨日、国上山で写した子どもらと遊ぶ良寛さまの写真と重なります。
優しいお顔の良寛さまでした(*´艸`)
夕日に照らされる場所に立っているそうです。。。 ≫ 雪呼
★ 良寛歌0177zw14sw14
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霞たつながき春日にこどもらと手まりつきつつけふも暮らしつ
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> 辛夷咲く国上の山に抱かれし 雪呼
国上山はいい天気に恵まれて最高でしたね。
桜も辛夷も満開で、
心もすっかり満開で、
ほんとうによかった。
自然の懐に抱かれている時がいちばん幸せです。
天に辛夷空っぽになる心かな 仁
無心に子らよ野を駈け廻れ
子どもたちと遊ぶ良寛さんの表情は、ほんとうにやさしいですね。心の底から子どもたちの心とひとつになっているのでしょう。なりきり良寛さんの一番素直な姿なのかもしれません。なりきり西行良寛さんやなりきり芭蕉良寛さんや様々なりきり良寛さんを見てきましたけれど、なりきり子ども良寛さんが、老仁は、やはり、いちばん好きです。
こんな風に心を空っぽにして子どもたちと遊べる良寛さんを真似したいですね。
良寛歌0720 人の子の遊ぶを見ればにはたづみ流るる涙とどめかねつも
良寛歌0734 子を失へる人にかはりて
花見るもいとど心は慰まずすぎにし子らがことを思ひて
良寛さんの心には、病で亡くなったり、人買いに売られたり、食べるものにも困る不遇な子どもたちがたくさんいるんです。貧しい子どもたちは、多くは、昼間、放っておかれているんです。燻るように蹲っている子どもたちに、良寛さんは声をかけ、歌を歌い、鞠をつき、おどけたパフォーマンスで子どもたちを笑わせ、子どもたちの元気を取り戻させていくんです。
われと来て 遊べや親の ないすずめ 一茶
同じ越後の一茶さんも、親のない雀にも、心のエネルギーを使うほどなりきり雀になれるんですね。
そんな人々の支え合い、つながり合いのおかげで、子どもたちは成長し、同じ思いを受け継いで、みんなでいっしょにつながり愛の暮らしを営んでいるのでしょう。
そんな流れをくんだ青年達のボランティア活動が希望の光を見させてくれるようになってきています。
うれしいですね。
散る桜深くに宿る愛在りぬ 仁
人の心にまことや芽吹く
★★★ 交心俳句340-01『 さくらさくら友と心を舞わせませ 』 へどうぞ!!! ★★★
良寛歌0173 霞たつ永き春日に子どもらと遊ぶ春日は楽しくあるか
良寛歌0714 この宮の森の木下にこどもらと手まりつきつつこの日暮らしつ
良寛歌0715 この宮の森の木下にこどもらと遊ぶ春日になりにけらしも
良寛歌0176 八幡の森の木下に子どもらと遊ぶ夕日のくれ間惜しかな
良寛歌0177 霞たつながき春日に子供らと手毬つきつつこの日暮らしつ
良寛歌0178 この里に手まりつきつつ子どもらと遊ぶ春日は暮れずともよし
良寛歌0179 あくる日はとく訪ひ来給ひければ「歌やよまむ手毬やつかむ野にや出む君がまにまになして遊ばむ」(貞心尼)御返し(蓮の露)
歌もよまむ手毬もつかむ野にも出む心ひとつを定めかねつも
ただあそべ心定めて野に出でん 旅仁
負い目も最早野に捨てて来い
名はなくも星の一つになるが夢 旅仁
友よたまには夜空眺めよ
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2015年04月12日
『 親指を立てて己が春の月 』めぐり逢い良寛さんzw1001sw12
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ めぐり逢い良寛さん ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ めぐり逢い良寛さんzw1001sw12
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親指を立てて己が春の月
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親指を立てて己が春の月
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雪割草さんより、 『 信じれば念も通じる甘茶かな 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。
こんヽ(@^ー^@)(@^ー^@)(@^ー^@)ノにちわぁ ♪、雪割草さん。
サラサラ晴れた春の空のように、声が弾んでいますね。
いいこといっぱい、幸せまんぱい。
ええ、遊行期、いっぱいいっぱい楽しみましょうね、こんこん(@^ー^@) ♪
早めに雪割草さんも、飛躍して、遊行期を遊びましょうね。
何でも見ましょう。
見たものに、なりましょう。
何でも聞きましょう。
聞いたものに、なりましょう。
菩薩は幻視自在だから、真似菩薩になって、ちょっぴり幻視自在の夢を見ましょう。
菩薩は変化自在だから、真似菩薩になって、ちょっぴり変化自在を遊びましょう。
菩薩力身につければ、
どんな逆境にいても、夢見る力を失いません。
どんな世の中になっても、受容し、適応していけるんです。
菩薩力は、良寛力。
良寛さんを道しるべに、遊びましょうね。
親指を立てて己が春の月 仁
人には見えねどここに面目
あなたの明日は、あなたが決めるんですよ。
躓いても、間違っても、変更しても、
あなたが自立力を身につける土台になるんです。
自分にできることをひとつひとつやりこなして、
力がグレードアップしたなら、
自然と、次のステージが準備されていくんですよ。
自分の命は、自分が運ぶものです。
運び損なったら、命が、あなたを運んでくれますよ。
自分を好きになって、
自分を信じて、
自分を大切に生きていきましょうね。
そんな会話が聞こえてくるようです。
もう仕事が決まるというのは優秀なんです。やっぱり花呼さん自慢のご子息さんですね。
はじめっからいいお話しばっかり転がり込んできますね。
★ 良寛歌0080zw10sw12
――★♪♪★―――――――――――――★♪♪★――
何ごとも移りのみ行く世の中に花は昔の春に変はらず
――★♪♪★―――――――――――――★♪♪★――
――★♪♪★―――――――――――――★♪♪★――
何ごとも移りのみ行く世の中に花は昔の春に変はらず
――★♪♪★―――――――――――――★♪♪★――
≫ 仁さん、こんヽ(@^ー^@)(@^ー^@)(@^ー^@)ノにちわぁ ♪
今日の新聞、良寛さまの歌。
「何ごとも 移りのみ行く 世の中に 花は昔の 春に変はらず」
世の中は、時と共にすべてが変わって行くけれども、
美しく咲いているこの古里の花だけは、昔と変わらず長閑な春を想起させてくれる。
「古里に花を見て」の詞書がある。(全国良寛会)
今朝は娘を送って・・・長岡駅近くの福島江の桜を見て、悠久山公園の桜を見て帰りました。
凛とした神社の空気を吸い込んで、お参りして(*´艸`) 家に帰ったら叔母から℡、
「今何処にいるの?」
「家の玄関の前、遊びに来る?待ってまぁ─ヾ(*’∀’*)ノ゙─ぁすッッ☆♪」って。
先日、叔母の2人の孫が進学、義務教育を終えました。
「高校や中学校への送り迎えや夕食作り、頑張ったね・・・私は叔母ちゃんにお祝いをあげる」と、
娘のいない叔母はいつも指にしている指輪を「生きてるうちに形見分け、呆けないうちにあげる」
普段指輪をしない私に「仕事を辞めたのだから今度は少し飾りなさい。」と・・・複雑でした。・・・
良寛さんが育った庄屋の橘家は、弟の由之さんが争いに敗れて、なくなっていました。
その由之さんが夢の中で雪深い山路を越えて会いに来る歌を詠んでいます。そんな苦労をかけたのも自分のせいだと良寛さんはその責めを背負っていくのでしょうね。
そんな変わり果てていく世の中を儚く思い、責めに苦しみながらも、花ばかりは、昔ながらに美しく咲いて、良寛さんの心を癒してくれるのでした。
何ごとも 変はり行く 世の中に 同じかげにて 澄める月かな 西行
無常を感じる心を西行さんに重ねて、春の花を詠んでいます。
なりきり良寛さんは、西行さんにもなるのです。
変わらざる花こそ恋ひめ稚児めきつ 仁
初心の感動初心の羞じらい
★★★ 『 信じれば念も通じる甘茶かな 』 ★ 交心俳句33601 へどうぞ!!! ★★★
★ めぐり逢い良寛さんsw1204
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
誠には至らぬままぞ花は散る
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
誠には至らぬままぞ花は散る
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
散るさくらまことのことばまだ知らず 旅仁
いかに生きれば知ることありや
誠には至らぬままぞ花は散る 旅仁
ながめ眺めて流るゝなみだ
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2015年04月03日
『 花冷えや猫と遊べば猫になる 』めぐり逢い良寛さんzw0201sw03
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ めぐり逢い良寛さん ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ めぐり逢い良寛さんzw0201sw03
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
花冷えや猫と遊べば猫になる
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
花冷えや猫と遊べば猫になる
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
雪呼さんより、 『 雨もぬけ淡雪もぬけあいの風 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
越後は今日も寒いんですね。
筑後もけっこう寒いんですけれど。
それでも空は晴れ渡りました。昨夜は降りましたけれど。
しろみけさんたちの春はまだなんですね。犬は喜び庭駆け回るのに、猫はねぐらでぬくぬくまるく、ですか。
雪呼さんは、どちらですか?
花冷えや猫と遊べば猫になる 仁
吾と遊べば猫吾となる
花冷えの闇犬となり遊ばんや 仁
無邪気心は闇にも似たり
★ 良寛歌0186zw0201sw03
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
むらぎもの心楽しも春の日に鳥のむらがり遊ぶを見れば
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
むらぎもの心楽しも春の日に鳥のむらがり遊ぶを見れば
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
心和む春の日差しの中を
鳥さんたちが群がり遊んでいるよ。
わたしはただその鳥さんたちを眺めているよ。
ただ眺めていると、
それだけで心がわくわくするくらい楽しくなるんだよ。
ただ眺めていると、
いつの間にかわたしは鳥さんになっているんだ。
鳥さんになって、
鳥さんたちと一緒に遊んでいるんだ。
この楽しさは、
春の日差しのようにやわらかく、
あったかい心だよ。
あぁしあわせだね。
鳥さんたちが群がり遊んでいるよ。
わたしはただその鳥さんたちを眺めているよ。
ただ眺めていると、
それだけで心がわくわくするくらい楽しくなるんだよ。
ただ眺めていると、
いつの間にかわたしは鳥さんになっているんだ。
鳥さんになって、
鳥さんたちと一緒に遊んでいるんだ。
この楽しさは、
春の日差しのようにやわらかく、
あったかい心だよ。
あぁしあわせだね。
遊行の楽しみの道しるべですね。
まさに、恍惚老人なのでしょう。鳥さんたちが遊んでいるのを眺めているだけで恍惚となれる境地も遊行なのでしょうね。
なりきり良寛さんの生そのものです。
命の源泉から湧いてきたままの良寛さんがいるのです。
鳥さんたちの命の源泉とつながっているから、共鳴、共振して、一体化するのでしょう。
鳥にでも、花にでも、虫にでも、なりきるなりきり良寛さんがいるんです。
なりきり良寛さんの心がそのまま詠われると、なりきり短歌になり、なりきり俳句になり、なりきり詩歌になるんですね。
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
旅の空の下で、鬼娘と一緒に呑むお父さんは、ほんとうに幸せでしょうね。
ほろ酔いのお父さんの仏さん顔が彷彿します。
良寛さんのような恍惚の至福でしょう。
ほのぼの親子のひとときがすてきですね。
娘とそんなひとときをすごせる幸せをうらやましく思います。
人はだんだん仏さんのようにまるくなっていくのでしょうね・・・
鬼娘寄り添う父に春の酔い 仁
恍惚なれば菩薩も添いぬ
。。。≫ 仁さん、こんにちは。
今日の新聞、良寛さまの歌。
「むらぎもの 心楽しも 春の日に 鳥のむらがり 遊ぶを見れば」
穏やかな春日和に群れ遊ぶ鳥を眺めていると、わが心は楽しく満ち足りてくる。
新鮮で充実した安息のひとときである。
「むらぎも」は「心」にかかる枕詞。 。。。(全国良寛会)
今日は風もあり、とても寒い日です。
猫たちもねぐらに潜って温々としていて出てきません。 ≫ 雪呼
にらの芽のにらにらにらと湧いてくる 仁
そぞろごころの蠢くように
おもしろや種にも遅速ありにけり 仁
われに似たるがまだ土被る
★★★ 『 雨もぬけ淡雪もぬけあいの風 』 ★ 交心俳句32701 へどうぞ!!! ★★★
※ 写真は、雪呼さんよりお借りしています。
> 良寛歌0185 ももちどり鳴くや深山春の来て心そらなる四方の眺めや
> 良寛歌0187 かごに入れたるひばりを見て
ひさかたの雲居の上に鳴く雲雀いまは春べ籠ぬちに鳴く
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2015年03月12日
『 凍りたる羽根でニンフの飛翔する 』めぐり逢い良寛さんzz1501sx12
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★ めぐり逢い良寛さん良zz1501sx12
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凍りたる羽根でニンフの飛翔する
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凍りたる羽根でニンフの飛翔する
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雪呼さんの、 『 雪の精 』 をネット吟行してきました。
それはそれは美しい朝の雪景色を見せてもらいました。
すっかり妄詩の中に流れ込んで、ゆっくりゆらゆら揺れています。
愛呼の背中に乗せてもらって、
どこまでも、
いつまでも、
この雪景色の中を飛翔していたいと念ってしまいます。
。。。 ≪ 本当に美しい景色ですね。
純真、純潔。
触れがたい美しさです。
> 空隠し微笑みかける雪の精 雪小
凍りたる羽根でニンフの飛翔する 仁
後ろを星の唄声つづく ≫ 。。。
☆☆☆ 『 雪の精 』 by 雪呼 へどうぞ!!! ☆☆☆
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☆☆☆ 雪呼さんの『 一晩で積もる雪 』 への交心です。 ★★★
雪呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
真っ白な雪の世界ですね。
うつくしい。
> 一晩で積もりし雪の白さかな 雪呼
> 音を消し傍らに来る雪の精 雪呼
そっと寄ってくる雪の精さんに、お会いしたくなります。どんなお話しできるのでしょうね。お話のシミュレーションしていたら、寒さも忘れて、夢の世界に入ってしまいそうですね。
雪の世の深き思いを巡りませ 仁
そこに佇む人の恋しき
そして琥珀さんたちも寄り添ってくる。雪呼さんとゆっくり過ごせて喜んでいるでしょうね。銀世界に連れて行ってと、おねだりするかもしれませんね。やっぱり寒さ嫌いで、琥珀さんも雁がねと同じく、花咲く春を待つのでしょうか・・・
> 良寛歌0562 草枕 おなじ旅なるかりがねも花咲く春を待つてふものを
鈴木文台さんの長善館には、良寛さんの有名な「天上大風」の碑があるそうです。
雪呼さん、長善館行かれましたか?
「天上大風」碑の裏には、文台さんの良寛さんを讃える言葉が記されているそうです。
行かれたら、また、写真に収めて、ご披露くださいね。
いつもお願い多くて、ごめんなさい。
≪ 仁さん、おはようございます。
今日の新聞、良寛さまの歌。
「草枕 おなじ旅なる 雁がねも 花咲く春を 待つてふものを」
あなたと同じように旅に出る雁は、
桜の咲く春を待ち出立するのに何故この時期に江戸へ。
後に現燕市粟生津(あおうづ)に長善館を開き、子弟教育に専念した若き日の儒者鈴木文台を思う。 。。。(全国良寛会)
今朝は真っ白な世界です。
母の月命日、猫たちと家でゆっくり過ごします(*´艸`) ≫ 。。。 雪呼
【 資料 良寛歌 雁 】
良寛歌0563 友呼ばふ門田の雁の声きけばひとりやさびしものや思はる
良寛歌0564 夜もすがら寝ざめて聞けば雁がね天つ雲居を鳴きわたるかなの
良寛歌0565 今夜しも寝ざめに聞けば天つ雁雲居はるかに鳴きつれてゆく
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 瘋癲老仁妄句026 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
オリオンを橇に雪原滑りけり
雪ツリー螺旋に昇り胎児となる
かまくらでゆきのけっしょうのかるたあそぶ
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2015年01月26日
フォト575『 争わず愛語抱きて去年今年 』zz1503sz24
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★ めぐり逢い良寛さんzz1503sz24
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争わず愛語抱きて去年今年
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2015年01月22日
『 軒氷柱遙かな月を抱きけり 』めぐり逢い良寛さん
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★ めぐり逢い良寛さんzz1601sz22
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軒氷柱遙かな月を抱きけり
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雪呼さんより、 『 女正月窓開け放ち寛ぎませ 』 に良寛さんの詩句を寄せてもらいました。
雪呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
> 昨日より大きくなりし氷柱かな 雪呼
ほんとうに氷柱が大きくなりましたね。
ずっと雪に覆われると、ゴミも飛ばず、屋根も汚れていないのでしょうね。氷柱がとても美しいです。冷え込みも強く、氷の結晶も緻密なのかもしれませんね。
仁が黒川温泉で見た氷柱は、初めての氷柱で、汚れがにじみ込んでいるんですよ。
温泉についてすぐ、氷柱は下がっていますか、と女将さんに聞いたのですけれど、今年はもう雪も四度目だけれど、氷柱はまだですよ、と教えてくれました。だから仁が見つけた氷柱はできたてのほやほやつららだったのでしょうね。
屋根の汚れが染み込んでしまうのでしょうか・・・
氷柱の色も形も、それぞれの土地で違ってくるのでしょうか。
氷柱にも色々の表情があるんですね。
軒氷柱遙かな月を抱きけり 仁
月に恋する念いは同じ
人を思へば 山河遠く 翰(かん)を含めば 思い万端 良寛
良寛さんは、深夜に、草庵を出て、重なる山の上に昇っている月を見ています。
松や杉の上には粉雪が降り積もっている。
そして、この山河を隔てた遠い遠い江戸に勧進に行っている維馨尼さんのこと思いをはせるんです。そして、その身を案じて、手紙を書こうとするけれど、様々に思いが巡って、筆がはかどりません。
寒の月に維馨尼さんを偲ぶ真夜の良寛さんが切ないですね。
乱るるや孤月を抱く氷柱かな 仁
弧の慈しみ響き合いけり
良寛さんの思いは万端溢れ、思い乱れて、切なくなりますけれど、そこは耐え抜いてきた良寛さんです。維馨尼さんの心をしっかりハグしながら、自分は氷柱のように、冷徹に御していくのです。
良寛さんは単独者の心を自心として厳しく自分を律していますけれど、その心根の優しさはそんな自律の心も溶解させてしまうのでしょう。
子どもたちと遊び村人たちに交わる良寛さんはただただ心根の優しい好々爺さんであったのでしょう。
その好々爺然として良寛さんは維馨尼さんのお家に遊びに行っていました。
維馨尼さんの子どもは詩の友人の杜皐さんです。酒造りですから酒好きの良寛さんはよく遊びに行きました。
維馨尼さんい逢いに行っていたのでしょうね・・・
良寛歌0008 月雪はいつはあれどもぬばたまのけふの今宵になほしかずけり
★★★ 良寛短歌0008zz17『 月雪はいつはあれどもぬばたまのけふの今宵になほしかずけり 』sz21 へどうぞ!!! ★★★
月はいつでも美しいね。雪も美しいよ。けれど、今日の、今宵の、この月は、特別に美しい。今までのどんな月よりも、今宵の月は美しいよ。
これも維馨尼さんに宛てた手紙の文面ですから、維馨尼さん、独り寒さに耐えている月にあなたの姿が重なって見えるよ。そんなにつらい夜をもう耐えなくてもいい。体の方が大切だよ。自愛して下さいね。あなたはもう十分に働いたのだから、はやく越後に帰っておいでなさい。越後の月はこんなにも美しいよ。
吁嗟(ああ)吾何をか道(い)はむ 天寒し 自愛せよ 良寛
★★★ 『 天寒し自愛他愛の楽しかり 』 ★ 交心俳句23601 へどうぞ!!! ★★★
良寛さんは、前にも、江戸の維馨尼さんに手紙を送っていました。
良寛さんの維馨尼さんにたいする賛嘆と敬慕の情が大きくなっていくばかりのようです。
しかし、ああ、
江戸で風邪を引いてしまった維馨尼さんは、故郷に戻ってきますけれど、文政5年(1822)2月8日、58歳で亡くなりました。良寛さん65歳です。
良寛さんの最後の恋人になった人だったのかもしれません。
熱い悲しみで、氷柱のように冷徹に振る舞ってきた良寛さんの心も溶解したのでしょうか・・・
さすがの良寛さんにも弱わりが見えてくるようです。
弱るほどにまるくなり、やわらかくなり、無心になっていくのかもしれません。
貞心尼さんに巡り会うまでに、あと5年です。
身も心も解き放たれて雪女 仁
春には溶けて大地の恵み
雪女郎わが夢をくい尽くしませ 仁
いのちのかぎり夢追う旅よ
。。。≪ 「人を思へば 山河遠く 翰(かん)を含めば 思い万端」
「正月十六日の夜」の題詞がつき、あなたを偲べば山河はるか、筆を執れば思いはあふれると。
江戸へ勧進に旅立った維馨尼に感動して贈った漢詩。 。。。(全国良寛会) ≫
。。。 雪割草
正月十六日夜 正月十六日の夜 良寛
春夜二三更 春夜 二三更
等間出柴門 等間 柴門を出ず
微雪覆松杉 微雪 松杉を覆い
孤月上層巒 孤月 層巒(そうらん)に上る
思人山河遠 人を思えば 山河遠く
含翰思萬端 翰(かん)を含めば 思い萬端たり
。。。
☆☆☆ 雪呼さんの『 開け放て 』 へどうぞ!!! ☆☆☆
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★★★ めぐり逢い良寛さんzz1703『 月雪やただただ偲ぶ遠き人 』sz21 へどうぞ!!! ★★★
★★★ 交心俳句257-03『 女正月窓開け放ち寛ぎませ 』 へどうぞ!!! ★★★
★★★ 妄句575『 なごめ脳まだまだいまはさくら咲く 』sz1503 へどうぞ!!! ★★★
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★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
2015年01月12日
『 深々と人には縁冬の草 』めぐり逢い良寛さん
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ めぐり逢い良寛さん ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ めぐり逢い良寛さんzz0901sz12
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深々と人には縁冬の草
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深々と人には縁冬の草
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雪呼さんより、 『 若菜摘む遊ぶ良寛の真似遊び 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
今日は、つらいこと想い出させる歌になりましたね。
けれど、雪割草さん、もうずいぶん、トラウマのようなものからも解放されてきたようですね。よかった。あの恐怖と学びが教訓となって、日常に生かせるようになってきているのでしょうね。ほんとうに、つながり合いの大切さが骨身にしみてわかる原体験ですね。
仁には、まだ、そこまで骨身にしみる災害の原体験はないのですよ。
人の体験をお聞きし、道しるべにして、防災に努めていかなければなりません。
良寛さんの時代の復旧は大変だったでしょうね・・・
深々と人には縁冬の草 仁
見えぬ根あるが無事の大元
三輪のあるじ、こたびあつく民を恵みますと聞きて
良寛歌1020 あらたまの年は経るともさすたけの君が心は忘らえなくに
。。。 ≪ 仁さん、おはようございます。
今日の新聞、良寛さまの歌。
「あらたまの 年は経(ふ)るとも さすたけの 君が心は 忘らえなくに」
私たちは、何時までもあなたの暖かく広い心を決して忘れませんよ。
三条地震の翌年、与板藩の豪商三輪権平が、当地の災害の窮状を救うべく、多くの供出をした行いに感激して。(全国良寛会)
中越地震の時は、とても大変でした。
自然災害は人の思いも寄らぬ大きな被害があります。
心に残る傷までも・・・
良寛さまの時代は、生きることだけでも大変で復旧も遅れたのでしょうね。
何時の世も人の温かさに救われます。 ≫ 。。。雪呼
良寛さんは、無一物だから、この惨状を見ても何一つ救えないのですね。
無力がはがゆかったでしょう。それだけに、この災害にたくさんの私財を供与した三輪権平さんの心がうれしかったんですね。その心は決して忘れられるものではありません、と感謝し、その感激を人にも伝えていくんです。
その喜びの輪が広がって、人々のつながり合いが強くもなっていくのでしょうね。
今の世の窮状の中で、
私財をなげうってでも、なんとかお役に立ちたいという財閥の話を聞いたことはありません。政治屋さんもいないようです。それどころか、お金を持っているのに給付金をもらう人は「さもしい」と思うといった総理大臣は、もう、自分ももらうというんですね。
三輪権平さんのように、私財を供与して、同じ企業主や政治屋さんにも呼びかけて、お金を集め、住まいも奪われた人たちの一時の生活でも守っていくことから始めたら、その心に、どれだけの人が共鳴し、支え合い、補い合っていく運動が起こるでしょう。
2兆円ばらまいて、「さもしく」飲み代にあてがって、消費刺激だなんて、誰の心も捉えないし、誰の心も動きはしないでしょう。
言葉じゃなく、行動の大切さを、
お金じゃなく、つながり合いの大切さを、
政治家も、お役人も、財界も、
道しるべとして、
実行してほしいと願います。
そんな助け合い支え合い分かち合いの連帯する土台があっての救援支援でしょう。
その連帯する土台と精神のスタンスを持ち合わせていない人たちが救援支援の体制を管理すると救援資金に群がる利権やさんたちに蚕食されてしまいます。
そういう現実をどれほど見せつけられていることでしょう・・・
護れ命四季の恵みを汚すまじ 旅仁
命は絆金目に屈せず
年内は百合づとおやうやしく納めまゐらせ候(七彦老宛手紙)
良寛歌1017 世の中は変わり行けどもさすたけの君が心はかわらざりけり
良寛さんは、そんな人間の、素朴で、素直な心を生き抜いて、そんな人たちとつながり合って、いっしょに、生きる喜びと幸せを求めていったのですね。
それが、民の心だし、民と一緒に生きるということなのでしょう。
少しでも人々とつながって、補い合って、暮らしていけるようにしていきましょうね。
越後は、
霜が厳しくて、
指の腹も割ってしまうほどの冷え込みなんですね。
雪呼さん、ご自愛下さいね。
筑後も、明日は、だるまさんマークです。
仁には、うれしくなるような雪ですけれど、
北国の雪のことも、しっかり心に刻んでおきます。
在る物のなかの豊かさ雪催い 仁
人の心ぞ最たる豊かさ
★★★ 交心俳句249-01『 若菜摘む遊ぶ良寛の真似遊び 』 へどうぞ!!! ★★★
★ 良寛歌1020 zz0901sz12
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三輪のあるじ、こたびあつく民を恵みますと聞きて
あらたまの年は経るともさすたけの君が心は忘らえなくに
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三輪のあるじ、こたびあつく民を恵みますと聞きて
あらたまの年は経るともさすたけの君が心は忘らえなくに
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★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★★★ 愛写真俳句wz2702『 雪催い良寛坊の残心遊べ 』tp06 へどうぞ!!! ★★★
★★★ 妄恋575交心tk0805『 良寛を真似て路傍の冬の草 』 へどうぞ!!! ★★★
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2014年12月25日
『 われのみの知るわれいずこ草の露 』めぐり逢い良寛さん
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ めぐり逢い良寛さん ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ めぐり逢い良寛さんzbm2602tk25
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われのみの知るわれいずこ草の露
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雪呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
降ったりやんだり、雨の日がつづきますね。
そして雪に変わっていくのですね。
もっと北のいぐねさんのところはもうずいぶん深い雪が積もっていましたね。溜息が出そうになります。
筑後は今朝は晴れ、明日からまた雨だそうです。今年は少しは雪が多く降るのかもしれません。・・・
★ 良寛歌0613-01zbm26tk25
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いかにして君いますらむこの頃は雪解の風の日日に寒きに
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いかにして君いますらむこの頃は雪解の風の日日に寒きに
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さすがに寒さには弱くなってきたのでしょうね。
< 日々寒さの増す、この雪模様の冷たい風の中、あなたは今どの様にお過ごしですか。既に里へ移住した後に、わざわざ国上を尋ね置き手紙をしてくれた弟由之への優しい兄弟愛。(全国良寛会)>と解説にあります。
雪気風忍びに忍びただ忍び 仁
忍びの心相寄り添いぬ
遍澄さんが良寛さんの弟子になったのは、1816年の夏のようです。
良寛さん59歳。遍澄さん16歳。貞心尼さんは、(19歳です)。
良寛さんの健康を心配して五合庵から、国上山麓の乙子神社草庵へ引っ越すことにしたようです。さすがに良寛さんも遍澄さんの提案を拒めなかったようです。何しろ身の回りの世話の一切は遍澄さんがしてくれるようになったのですからね。安楽を選ぶほどに丸くなった良寛さんがいたのか、それとも体の衰弱を自覚した良寛さんがいたのでしょうか。
それにしても、弟さんへの心配り、やさしいですね。
家を捨てた負い目もあるのでしょうけれど・・・
この乙子神社の草庵で、また10年暮らすことになります。
良寛さんの弟子入りをした遍澄さんもおもしろいですね。良寛さんと同じように家業を捨てて良寛さんの弟子になりたいと願うんです。16歳。
文芸への強い憧憬。
この時19歳の貞心尼さんも、文芸への限りない夢をふくらませていたのでしょうね。
貞心尼さんが良寛さんに弟子入りを発心するまでに、まだ、10年の歳月が流れます。離縁された頃から、発心はあったのかもしれません。この10年の貞心尼さんの歳月も、興味深いものがありますね。
世の人はわれを何とも言はヾいへわがなすことは我のみぞしる 龍馬
龍馬さんの脱藩も16歳ですね。
16,17歳の自己実現への決断の時というのはすごいものがあるのでしょうね。
そんなことも良寛さんの出家と重ねて考えてみたくなりました。
遍澄さんは、「あれは、鍛冶屋良寛だ」といわれて、世間からはばかにされていたそうです。良寛さんも遍澄さんも龍馬さんも、子どもの頃は心優しいばかりの泣き虫、落ちこぼれだったのですね。
われのみの知るわれいずこ草の露 仁
小さきながら吾の拠り来し
★★★ 『 紅葉やいつも気まぐれ谷の神 』俳句日録081117『 紅葉やいつも気まぐれ谷の神 』 へどうぞ!!! ★★★
寒月や絶句で終わる吾が十九 旅仁
喜寿まで生きんと今在るが好し
★ 交心俳句tk2503
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寒月や絶句で終わる吾が十九
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寒月や絶句で終わる吾が十九
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★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★★★ TAO交心zbm2304『 根っこまで降りて寛ぐ冬木立 』tk24 へどうぞ!!! ★★★
★★★ 再録平和の砦tp3104『 9条を心にコスモス永久の愛 』zdp2901 へどうぞ!!! ★★★
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
2014年12月22日
『 降る雪や寄り添う体切なかり 』めぐり逢い良寛さん
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ めぐり逢い良寛さん ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
雪呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
寒くなりましたね。越後の寒さは筑後に比べることもできない厳しいものなのですね。
良寛さんの時代には、それがもっと、もっと、厳しいものになっていくのですね。
降る雪や寄り添う体切なかり 仁
女体男体並んで清し
≫ 仁さん、おはようございます。
今日の新聞、良寛さまの歌。
「夜は寒し 麻の衣は いと薄し 浮世の民に 何を掛けまし」
夜の冷え込みを防ぐには、粗末な麻の着物は薄すぎる。
同じ思いをしている人々にはどうしたらいいのであろうか。
きびしい現実ながら、歌心の境地を散策している趣がある。(全国良寛会)
雪国の冬の始まりは寒さが身に染みます。
良寛さまの時代、もっともっと寒かったのでしょうね。
身体が寒いと心まで沈んでしまいます。 。。。雪呼
夜は寒いというものじゃないよ。骨身にしみる。わたしが着ているこの麻の衣は薄くって、この寒さをしのげるものじゃないよ。隙間風は部屋を吹きまくるしね。それでもわたしはこの寒さを何とかしのいでいけるけれど、体の弱い人や子どもたちやお年寄りの人たちはこの寒さを越せるのだろうか。そんな人たちがたくさん身を寄せ合っている。どうにかして、この寒さをしのいで、生き抜いてほしいものだよ。わたしに、その力は何にもない。悔しいね。この人たちが温い思いをするようなものを着せてあげたいよ。わたしにできることは何でもするよ。一緒に、寄り添って、生き抜いていこうね。
そう思い、願い、祈る良寛さんがいます。
「浮き世の民」は、みんな、良寛さんと同じ願い、祈りを持って行き抜いているんですね。彼らは、それを言葉では語りませんけれど、この厳しい現実を、こう願い、こう祈り、身を寄せ合って、分かち合って、補い合って、生き抜いているのです。
その「浮き世の民」の心を、願いを、祈りを、良寛さんは、「浮き世の民」の心になって、詠っているのでした。
それが良寛さんの慈心であり、愛語の心なんですね。
「浮き世の民」の誰もが持っている願いを、元々持っている願いとして、「素願」というそうです。貧しければ貧しいほど、この素願を拠り所に、人々は生き抜いてきたんでしょうね。
寒さをしのげ、おいしいご飯を食べることができるようになれば、この「素願」が忘れられていきます。
良寛さんは、この素願を、けっして、忘れまいと覚悟して生きてきました。
一衣一鉢を生涯貫いたのでした。
良寛0720-01 人の子の遊ぶを見ればにはたづみ流るる涙とどめかねつも
あの無心の良寛さんのまりつき遊びも、ひとり遊びの詩歌も、流るる涙のなかにあったのでしょう。素顔のままに素願を生き、貫いた人でした。
良寛の涙のひとつ見ゆる冬 仁
言葉よりハグ物より心
★★★ 『 月明かりはざまわかたぬ雪の原 』 ★ 交心俳句19902 へどうぞ!!! ★★★
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★★★ 良寛貞心尼相聞歌01-01zbx20『 これぞこのほとけの道に遊びつつつくやつきせぬみのりなるらむ 』tp16 へどうぞ!!! ★★★
★★★ 徒然都々逸で交心tm0901『 蜘蛛の糸なら地獄に落ちる 赤い糸でも恋地獄 』 へどうぞ!!! ★★★
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ めぐり逢い良寛さんzbm2201tk22
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降る雪や寄り添う体切なかり
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雪呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
寒くなりましたね。越後の寒さは筑後に比べることもできない厳しいものなのですね。
良寛さんの時代には、それがもっと、もっと、厳しいものになっていくのですね。
降る雪や寄り添う体切なかり 仁
女体男体並んで清し
≫ 仁さん、おはようございます。
今日の新聞、良寛さまの歌。
「夜は寒し 麻の衣は いと薄し 浮世の民に 何を掛けまし」
夜の冷え込みを防ぐには、粗末な麻の着物は薄すぎる。
同じ思いをしている人々にはどうしたらいいのであろうか。
きびしい現実ながら、歌心の境地を散策している趣がある。(全国良寛会)
雪国の冬の始まりは寒さが身に染みます。
良寛さまの時代、もっともっと寒かったのでしょうね。
身体が寒いと心まで沈んでしまいます。 。。。雪呼
★ 良寛歌0588-03zbm22tk22
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夜は寒し 麻の衣は いと薄し 浮世の民に 何を掛けまし
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夜は寒し 麻の衣は いと薄し 浮世の民に 何を掛けまし
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夜は寒いというものじゃないよ。骨身にしみる。わたしが着ているこの麻の衣は薄くって、この寒さをしのげるものじゃないよ。隙間風は部屋を吹きまくるしね。それでもわたしはこの寒さを何とかしのいでいけるけれど、体の弱い人や子どもたちやお年寄りの人たちはこの寒さを越せるのだろうか。そんな人たちがたくさん身を寄せ合っている。どうにかして、この寒さをしのいで、生き抜いてほしいものだよ。わたしに、その力は何にもない。悔しいね。この人たちが温い思いをするようなものを着せてあげたいよ。わたしにできることは何でもするよ。一緒に、寄り添って、生き抜いていこうね。
そう思い、願い、祈る良寛さんがいます。
「浮き世の民」は、みんな、良寛さんと同じ願い、祈りを持って行き抜いているんですね。彼らは、それを言葉では語りませんけれど、この厳しい現実を、こう願い、こう祈り、身を寄せ合って、分かち合って、補い合って、生き抜いているのです。
その「浮き世の民」の心を、願いを、祈りを、良寛さんは、「浮き世の民」の心になって、詠っているのでした。
それが良寛さんの慈心であり、愛語の心なんですね。
「浮き世の民」の誰もが持っている願いを、元々持っている願いとして、「素願」というそうです。貧しければ貧しいほど、この素願を拠り所に、人々は生き抜いてきたんでしょうね。
寒さをしのげ、おいしいご飯を食べることができるようになれば、この「素願」が忘れられていきます。
良寛さんは、この素願を、けっして、忘れまいと覚悟して生きてきました。
一衣一鉢を生涯貫いたのでした。
良寛0720-01 人の子の遊ぶを見ればにはたづみ流るる涙とどめかねつも
あの無心の良寛さんのまりつき遊びも、ひとり遊びの詩歌も、流るる涙のなかにあったのでしょう。素顔のままに素願を生き、貫いた人でした。
良寛の涙のひとつ見ゆる冬 仁
言葉よりハグ物より心
★★★ 『 月明かりはざまわかたぬ雪の原 』 ★ 交心俳句19902 へどうぞ!!! ★★★
★ 交心俳句zbm2202tk22
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良寛の涙のひとつ見ゆる冬
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良寛の涙のひとつ見ゆる冬
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★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★★★ 良寛貞心尼相聞歌01-01zbx20『 これぞこのほとけの道に遊びつつつくやつきせぬみのりなるらむ 』tp16 へどうぞ!!! ★★★
★★★ 徒然都々逸で交心tm0901『 蜘蛛の糸なら地獄に落ちる 赤い糸でも恋地獄 』 へどうぞ!!! ★★★
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
2014年12月20日
『 良寛と石榴と共にジャンプする 』めぐり逢い良寛さん
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ めぐり逢い良寛さん ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ めぐり逢い良寛さんzbk1002tk20
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良寛と石榴と共にジャンプする
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良寛と石榴と共にジャンプする
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雪呼さんより、 『 熱燗にうち揃いたる家族かな 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
≫ 仁さん、おはようございます。
今日の新聞、良寛さまの歌。
「我が袖は 涙に朽ちぬ 小夜ふけて 浮き世の中の 人を思ふに」
憂き世、災害や凶作あるいは病に苦しめられ、貧しく、辛く、悲しい思いで過ごしている人が多い。
その人々のことをおもうと涙が止まらない。
庄屋の阿部家での歌である。 。。。(全国良寛会)
憂き世は過ごし辛いことばかり続いています。
身の回りの小さな喜びを楽しんでいたいと思います。 雪呼
★★★ 交心俳句217-01『 熱燗にうち揃いたる家族かな 』 へどうぞ!!! ★★★
憂き世は、辛いことばかり目立ちますね。
一方では、我が世の春を豪勢に遊び暮らしている人たちもいます。この一部の人たちの利潤バブルを守るためには何兆円お金を使っても平気な政治世界があるのですね。
格差社会を肯定しない、声を挙げ、良寛さんの涙を、少しずつ喜びの涙に変えていきたいと願います。
> 良寛歌0828 わが袖はしとどに濡れぬうつせみのうき世の中のことを思ふに
> 良寛歌0829 わが袖は涙に朽ちぬ小夜ふけてうき世の中のことを思ふに
★ 良寛歌0829-02tk20
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わが袖は涙に朽ちぬ小夜ふけてうき世の中のことを思ふに
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わが袖は涙に朽ちぬ小夜ふけてうき世の中のことを思ふに
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わたしの衣の袖は
流す涙で濡れ凋んでいるよ
夜が更けても
人々の暮らしのきつさを思うと
涙が流れて止まらないんだよ
> 身の回りの小さな喜びを楽しんでいたいと思います。 雪呼
そうですね、少私少欲、小さく生きて、喜びを享受していきましょうね。
身辺りには、悲しみも苦しみもいっぱいですけれど、また、よく見れば、喜びも、たくさん転がっています。
豊かな世界にありがとうをいえるようになりましょうね。
喜びを享受するのに、努力はいらないのですね。
それに気づきました。
そこにあってくれてありがとう、そう思う心を持てばいいんです。
今日も生きている、ありがとう、そう思う心を持てばいいんです。
身辺りに冬も光は溢れるよ 仁
心に光溢れておれば
けれど、そう思う心を持つことが、難しいのでしょうね。
まずは、そういう心を持ちたいと思うことから始めましょう。
それが良寛さんに学ぶ心の始まりだと思います。
石榴は、良寛さんの大好物です。
一粒一粒、愛おしんで、食べる良寛さんが現れます。
石榴と、
良寛さんと、
みんなで、
一緒に、
アースジャンプ!
地球にありがとう。
良寛と石榴と共にジャンプする 仁
きみもあなたもジャンプで友に
梅の花折ればこぼれぬ我が袖ににほひ香うつせ家づとにせむ 後撰28 素性
喜びやいい思い出を心にあふれさせましょう。
そして喜びを分かち合いましょう。
心を共有できれば、その分心は寛くなっていくのですよね。心が人に重なり、自然に溶け込み、宇宙に解き放たれていくことを想像すると、とてもHappyになります。
衣の袖に梅の香を忍ばせて、いつでも喜びと一緒にいるように、色々の人の喜びを心に忍ばせて、いつでも一緒にいることを信じていけると、Happyですね。
冬草や心は惑うどこにても 仁
わがことのみの世に非ざれば
それでも、衣の袖は、涙に濡れます。
人々の暮らしは生やさしいものではありません。その人々の心も共有し、分かち合い、補い合うことを、喜びとする心を持ちつづけていきましょう。
良寛さんの心と一緒にいると、厳しいところを生きている人々の姿が見えてくるようです。
そして、アースジャンプ!
みんな、みんな、この地球に、共生しているんです。
アースジャンプ!
喜びを発信しましょう。
アースジャンプ!
地球と一緒に、躍動しましょう。
アースジャンプ!
地球に祝福を!
アースジャンプ!
わたしに祝福を!
アースジャンプ!
悩める者に祝福を!
今ここに心尽くさん冬すみれ 旅仁
蝶も寄り来て歓喜を舞いぬ
★ めぐり逢い良寛さんtk2006
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今ここに心尽くさん冬すみれ
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今ここに心尽くさん冬すみれ
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★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★★★ 回想瘋癲老仁妄句29-05zck0305『 返り花愛はいつでも共に在る 』 へどうぞ!!! ★★★
★★★ 写真俳句tk2002『 弧ならずも案山子天見て立ち尽くす 』 へどうぞ!!! ★★★
★★★ めぐり逢い良寛さんzbk0202『 狭き庭なれど愛語の冬の花 』tk15 へどうぞ!!! ★★★
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
2014年12月19日
フォト575『 散れど散れど細らぬ銀杏老樹かな 』201-01
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 再録写真俳句 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ 交心俳句212-01zbk0301tk19
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散れど散れど細らぬ銀杏老樹かな
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散れど散れど細らぬ銀杏老樹かな
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★★★ 交心俳句212-01『 散れど散れど細らぬ銀杏老樹かな 』 へどうぞ!!! ★★★
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
2014年12月18日
良寛歌1248-01『 ひとつ松人にありせば笠貸さましを蓑着せましを一つ松あはれ 』
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ めぐり逢い良寛さん ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
花呼さんより、 『 争わず虫とも遊ぶ小春かな 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。いつもあい風ありがとうございます。
花呼さん、おはようございます。
いい天気に恵まれて、しばしの寛ぎですね。そのうえ、おばあちゃんの元気もらえてHappyですね。花呼さんのあい風がおばあちゃんを通って、倍になって返ってくるんですよ。あい風倍々の法則です。
> 良寛1248-01 ひとつ松 人にありせば 笠貸さましを 蓑着せましを 一つ松あはれ
★★★ http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1013539694&owner_id=4521611" target="_blank">575で平和を001-01『 争わず虫とも遊ぶ小春かな 』 へどうぞ!!! ★★★
良寛さんは村の子どもたちにあい風吹かせてきました。
良寛さんは、そのあい風を山川草木にまで吹かせるんです。
この世界のあらゆる物が命ある物で、命ある物はつながり合って、命を育んでいるんです。だから何を見ても、何に触れても、幸せを願うんです。草木にも心配って生きているんです。
それが良寛さんのあい風、愛語なんですね。
。。。 ≪ 岩室の 田中に立てる ひとつ松の木 けふ見れば しぐれの雨に 濡れつつ立てり ひとつ松 人にありせば 笠貸さましを 蓑着せましを ひとつ松あわれ ≫ 。。。
そして、そのあい風によって、良寛さんは山川草木に元気と勇気とを、倍々に、もらって、人々に分かち合っていくんですね。
花呼さんの所は、村の人たちが、よく野菜や珍しい物を持ってきてくれるのですね。お母さんが、たくさんのあい風吹かせてこられたのでしょう。倍々、倍々になって、たくさんの人たちにあい風が吹き渡るようになるといいですね。
あい風のしぐれをぬけて吹いてくる 仁
時空も超えて交わる心
花呼さん、今日もあい風ありがとうございます。
★ 良寛1248-01zbk0501tk17
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
ひとつ松 人にありせば 笠貸さましを 蓑着せましを 一つ松あはれ
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
≫ 仁さん、おはようございます。
今日の新聞、良寛さまの歌。
「ひとつ松 人にありせば 笠貸さましを 蓑着せましを 一つ松あはれ」
時雨の雨に濡れながら、岩室の田中に立っている一つ松に寄せた長歌の後半を独立させた歌。人であったならば笠を貸したり、蓑を着せたりしてあげたいという優しさと哀感。 。。。(全国良寛会)
昨日は一日中良いお天気に恵まれました。
近所のおばあちゃんにお地蔵様の前で一ヶ月ほど前に写した写真を3枚プレゼント。
とても綺麗に撮れたのですよ(*´艸`) 喜んだおばあちゃん(80歳)自分のお葬式の時に使えると・・・いつも朗らかで凄く元気なんですよ。
散歩に出てきたおばあちゃんの写真を撮って良かったと思いました。
これから冷たい雨が続きます。 次はいつ会えるかしらね~春かな??? 。。。雪呼
★★★ 575で平和を00101『 争わず虫とも遊ぶ小春かな 』 へどうぞ!!! ★★★
天真の魔女に貰いし冬力 旅仁
八十余年の風雪滲む
> 良寛0388 岩屋をすぎて
岩室の 田中の松を 今日見れば しぐれの雨に 濡れつつ立てり
> 良寛1248 岩室の松
岩室の 田中に立てる ひとつ松あはれ ひとつ松 濡れつつ立てり 笠貸さましを ひとつ松あはれ
> 良寛1249 岩室の一つ松をよめる
岩室の 田中に立てる ひとつ松の木 今日見れば しぐれの雨に 濡れつつ立てり ひとつ松 人にありせば 笠貸さましを 蓑着せましを ひとつ松あはれ
岩室の野中に立てるひとつ松けふみれば時雨の雨に濡れつつ立てり
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★★★ めぐり逢い良寛さんzbr2006『 酔芙蓉悟れば空即是色なる 』tm14 へどうぞ!!! ★★★
★★★ 575で平和を002-01『 夜祭りを終えて秩父に雪が降る 』 へもどうぞ!!! ★★★
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ 良寛1248-01zbk0501tk17
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ひとつ松 人にありせば 笠貸さましを 蓑着せましを 一つ松あはれ
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ひとつ松 人にありせば 笠貸さましを 蓑着せましを 一つ松あはれ
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花呼さんより、 『 争わず虫とも遊ぶ小春かな 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。いつもあい風ありがとうございます。
花呼さん、おはようございます。
いい天気に恵まれて、しばしの寛ぎですね。そのうえ、おばあちゃんの元気もらえてHappyですね。花呼さんのあい風がおばあちゃんを通って、倍になって返ってくるんですよ。あい風倍々の法則です。
> 良寛1248-01 ひとつ松 人にありせば 笠貸さましを 蓑着せましを 一つ松あはれ
★★★ http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1013539694&owner_id=4521611" target="_blank">575で平和を001-01『 争わず虫とも遊ぶ小春かな 』 へどうぞ!!! ★★★
良寛さんは村の子どもたちにあい風吹かせてきました。
良寛さんは、そのあい風を山川草木にまで吹かせるんです。
この世界のあらゆる物が命ある物で、命ある物はつながり合って、命を育んでいるんです。だから何を見ても、何に触れても、幸せを願うんです。草木にも心配って生きているんです。
それが良寛さんのあい風、愛語なんですね。
。。。 ≪ 岩室の 田中に立てる ひとつ松の木 けふ見れば しぐれの雨に 濡れつつ立てり ひとつ松 人にありせば 笠貸さましを 蓑着せましを ひとつ松あわれ ≫ 。。。
そして、そのあい風によって、良寛さんは山川草木に元気と勇気とを、倍々に、もらって、人々に分かち合っていくんですね。
花呼さんの所は、村の人たちが、よく野菜や珍しい物を持ってきてくれるのですね。お母さんが、たくさんのあい風吹かせてこられたのでしょう。倍々、倍々になって、たくさんの人たちにあい風が吹き渡るようになるといいですね。
あい風のしぐれをぬけて吹いてくる 仁
時空も超えて交わる心
花呼さん、今日もあい風ありがとうございます。
★ 良寛1248-01zbk0501tk17
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ひとつ松 人にありせば 笠貸さましを 蓑着せましを 一つ松あはれ
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≫ 仁さん、おはようございます。
今日の新聞、良寛さまの歌。
「ひとつ松 人にありせば 笠貸さましを 蓑着せましを 一つ松あはれ」
時雨の雨に濡れながら、岩室の田中に立っている一つ松に寄せた長歌の後半を独立させた歌。人であったならば笠を貸したり、蓑を着せたりしてあげたいという優しさと哀感。 。。。(全国良寛会)
昨日は一日中良いお天気に恵まれました。
近所のおばあちゃんにお地蔵様の前で一ヶ月ほど前に写した写真を3枚プレゼント。
とても綺麗に撮れたのですよ(*´艸`) 喜んだおばあちゃん(80歳)自分のお葬式の時に使えると・・・いつも朗らかで凄く元気なんですよ。
散歩に出てきたおばあちゃんの写真を撮って良かったと思いました。
これから冷たい雨が続きます。 次はいつ会えるかしらね~春かな??? 。。。雪呼
★★★ 575で平和を00101『 争わず虫とも遊ぶ小春かな 』 へどうぞ!!! ★★★
天真の魔女に貰いし冬力 旅仁
八十余年の風雪滲む
> 良寛0388 岩屋をすぎて
岩室の 田中の松を 今日見れば しぐれの雨に 濡れつつ立てり
> 良寛1248 岩室の松
岩室の 田中に立てる ひとつ松あはれ ひとつ松 濡れつつ立てり 笠貸さましを ひとつ松あはれ
> 良寛1249 岩室の一つ松をよめる
岩室の 田中に立てる ひとつ松の木 今日見れば しぐれの雨に 濡れつつ立てり ひとつ松 人にありせば 笠貸さましを 蓑着せましを ひとつ松あはれ
岩室の野中に立てるひとつ松けふみれば時雨の雨に濡れつつ立てり
★ めぐり逢い良寛さんzbk0501tk17
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あい風のしぐれをぬけて吹いてくる
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あい風のしぐれをぬけて吹いてくる
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★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
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2014年12月17日
フォト575『 紅葉のただ幻となりにけり 』
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ めぐり逢い良寛さん 良寛さんの歌 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ めぐり逢い良寛さんzbk0403
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紅葉のただ幻となりにけり
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紅葉のただ幻となりにけり
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花呼さんより、 『 十三重塔の紅葉突き抜ける 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
花呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
越後は週末から雪ですか。時雨が雪に変わっていくんですね。
筑後もどんよりした冬空です。今朝も花壇に花植えをしました。やっと植え終わりました。
★★★ 『 十三重塔の紅葉突き抜ける 』作句日録081124『 十三重塔の紅葉突き抜ける 』 へどうぞ!!! ★★★
狭き庭溢るゝほどに冬の花 仁
苦しからんか過密花口
冬の花植えて思いの添いにけり 仁
託する念と祈り重ねて
花苗をいろいろ140ポット草呼さんにもらったんです。狭い庭に、所狭しと植えてしまいました。苗だからまだ間がありますけれど、花が咲き始めたら、隙間もなくなるのでしょうね。
これから霜も降りてくるでしょうから、心配って、世話していきますよ。
良寛0533 ひさかたのしぐれの雨の間なくし降れば峰のもみぢは散りすぎにけり
しとしとと降りつづける雨に、
嶺を彩ってきた紅葉も散ってしまったよ。
これからいよいよ寒くなっていくね。
向かいの丘には、時雨に濡れて、牡鹿も鳴くよ。
独り身の切なさが迫ってくる。
紅葉のただ幻となりにけり 仁
吾の形見を誰に遺さん
それにしても、牡鹿はまだいいよ。あんなに鳴いて、牝鹿を懸命に恋いこがれることができるからね。それなのにこのわたしは、もうとっくの昔に、恋や愛やは、捨ててきてしまった。それでも毎日を楽しく幸せに過ごせてきて、ありがたいことだけれどね。その楽しさも、幸せも、もうすぐ、幻になってしまうんだね。その幻さえ、消えてしまい、何にも残らないんだよね。
けれど、ミラクルが起こって、
貞心尼さんが現れて、良寛さんは、至福の愛を貫いて、今では、人々の心に、いつまでも、散る紅葉として、蘇りつづけているのです。
★ 良寛歌0533-01zbk0401tk16
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ひさかたのしぐれの雨の間なくし降れば峰のもみぢは散りすぎにけり
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ひさかたのしぐれの雨の間なくし降れば峰のもみぢは散りすぎにけり
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★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★★★ ネット銀行05001『 十三重塔の紅葉突き抜ける 』 へどうぞ!!! ★★★
★★★ 酔芙蓉写真短歌zcr0602『 第三の証もらえぬ心の穴に酔芙蓉の花置いて眺める 』tk05 へどうぞ!!! ★★★
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★