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2011年02月21日

そのかみは酒にうつける梅の花土に落ちけりいたづらにして



★。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛の歌 ★。・。・゜♪゜・。・。★






★★★ 『 半生は泡沫と消ゆ流し雛 』 ★ 交心俳句10w040301 よりの【 転載 】です。 ★★★






★ 良寛の歌0001

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そのかみは酒にうつける梅の花土に落ちけりいたづらにして

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 その昔にはあなたとよく酒を飲んで詩歌を詠み合ったものだね。
 杯に酒を満たし、梅の花を受けて、遊んだものだ。
 そんな楽しかった日々が忍ばれるよ。
 今はもう、何にもなくなって、梅の花も空しく大地に散るばかりとなってしまっている。
 それでも梅の花は在るだけで形見になって、あなたのことをいろいろ想い出させてくれるよ。




 0037 梅が香を麻の衣につつみては春は過ぐとも形見とならむ   良寛


 梅の花が咲いて、仄かにその香りを放ってくれている。
 梅の花がいろいろと心を結びつけてくれたものだね。
 その梅の花ももう散ってしまうんだ。
 この香りを麻の衣に包んでいたら、春は過ぎてしまっても、
 いつまでもいつまでもその香りを形見にいろいろのことを想い出すことができるね。



 0051 梅の花また来ぬ春は咲くらめどしたくだちゆくわれぞさびしき   良寛


 梅が香やひと日ひと日を織るばかり   仁





★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★ 復刻瘋癲老仁妄詩z08y020303『 道行きも叶わぬ果ての雪女郎 』 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 今日のそのまんま575で交心11年02月20日『 春風や一歩に愛呼一歩に愛呼 』 へどうぞ!!! ★★★
 


★★★ 『 今日の出来事、雑談、交流広場 11年02月20日 』   ☆☆☆   支局長からの手紙:奈良を好きですか? へどうぞ!!! ★★★
 


★★★ 『 春待ちの猫に劣らず切なしや 』 ★ 交心俳句11y021701 へどうぞ!!! ★★★




★。・。・゜♪゜・。・。★ リンク ★。・。・゜♪゜・。・。★




  
タグ :春風


Posted by 青柳仁 at 18:16Comments(0)良寛さんの歌を遊ぶ

2011年02月14日

世の中になにが苦しと人問はばみ法を知らぬ人と答へ


★。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛の詩歌 ★。・。・゜♪゜・。・。★





★★★ 『 五合庵秋は心のビタミン愛 』 ★ 交心俳句10p101801 より【 転載 】です。 ★★★




★ 良寛の歌0958y10p101801

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世の中になにが苦しと人問はばみ法を知らぬ人と答へよ

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 世の中に苦しいことはいっぱいあるけれど、
 何が一番苦しいかと問われるならば、
 まだまだ仏の教えを知らない人たちがいるけれど、
 この人たちが一番苦しいんだよ、と答えなさい。
 法の道を守って生きていけば苦しみからも解き放たれるのだけれどね・・・



 0957 世の中の絆をなにと人問はば尋ねきはめぬ心と答へよ   良寛

 ※ 絆=ほだしと読む。束縛のこと。


 0959 水の上に数かくよりもはかなきは御法をはかる人にぞありける   良寛




 
小さきを恥じることなしいわし雲   仁



 
拘りのなき時軽し稲架の径   仁



 
鶏頭花愛を計量するまじき   仁



 
酔芙蓉絆しの在れば存えむ   仁






★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★ 良寛の歌と遊ぶ0420『 秋萩の花咲く頃は来て見ませ命またくば共にかざさむ 』 へどうぞ!!! ★★★
 


★★★ 『 里山の光あつめて秋桜 』 ★ 交心俳句10p101702 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 『 小さきを愛でてゆるやか大花野 』 ★ 交心俳句 139z02080922 へどうぞ!!! ★★★




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Posted by 青柳仁 at 11:18Comments(0)良寛さんの歌を遊ぶ

2011年02月10日

さすたけの君がすすむるうま酒にわれ酔ひにけりそのうま酒に



★。・。・゜♪゜・。・。★ 良寛の歌 ★。・。・゜♪゜・。・。★





★★★ 『 青二才抱えたままに年暮れよ 』 ★ 交心俳句10k122901 よりの【 転載 】です。 ★★★






★ 良寛の歌0986

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 「限りなくすすむる春の杯は千歳を述べる薬とぞ聞く」(定珍)への返し
さすたけの君がすすむるうま酒にわれ酔ひにけりそのうま酒に

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 飲みましょう飲みましょうと
 あなたが勧めてくれるお酒が
 本当に美味しいよ。
 その美味しいお酒に
 わたしは心地好く酔ってしまったよ。



 またすすめ給へければ、杯をとりて
 0987 さすたけの君がすすむるうま酒をさらにや飲まむその立ち酒を   良寛


 ※ 「ことさらにすすむべらなり春の日の晴れ上がりたるこれのまぎれに」(定珍)
 ※ 「さすたけの君が如くにながらへて酒さへ飲まば楽しきものを」(定珍)


 あまりにも美味しいから、もう一杯おくれ、とおねだりするのでしょうね。
 おほほと楽しんで呑み、また、おほほと喜んで呑む。久しぶりの友人の訪問に酔い、ほんとうに楽しく語らいながら、大切なひとときを過ごします。


 
うま酒も飲めねど語れ雪の宿   仁



 


★。・。・゜♪゜・。・。★ そのまんま575で交心 ★。・。・゜♪゜・。・。★



★★★ 復刻瘋癲老仁妄詩z08y020303『 道行きも叶わぬ果ての雪女郎 』 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 林住期道楽交心10m111501★『 露の宿一夜の夢の深さかな 』 へどうぞ!!! ★★★



★★★ 『 子らも吾も雪が嬉しや雪と躍る 』 ★ 交心俳句10k122601 へどうぞ!!! ★★★
♪♪♪ 


★★★ 今日のそのまんま575で交心11年02月10日『 幻影のひとのなお呼ぶ雪の道 』 へどうぞ!!! ★★★
 



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Posted by 青柳仁 at 20:04Comments(0)良寛さんの歌を遊ぶ