2015年11月27日
良寛歌1014zm25『 山里の寂しさなくばことさらに来ませる君になにをあへまし 』sm25
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光れ光れ光の中を散る紅葉
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おはよう、雪呼さん。
今日もあい風ありがとう。
≫ 夜中に降った雨も上がり曇り空です。
お天気もだんだん回復してきそうです。
それほど寒さも感じません。
この季節、ありがたいことです。
山里の 寂しさなくば ことさらに 来ませる君に 何を饗あへまし 良寛
。。。 この山里の、心細いほどに静寂な趣の他(ほか)には態々(わざわざ)お出でくださったあなたに、何をもってご接待したらよいのだろう。親友定珍は返歌で、「峰の松風や滝の音」が羨(うらや)ましいと。 全国良寛会(11月25日) ≫ 雪呼
今朝は冬うららですね。筑後も深い靄でしたけれど、靄が晴れると美しい青空でした。
この青空の美しさだけで、もう、生きもうけの喜び満喫です。
もう何にも要らないよ、と自足しますけれど、
この自足の長くつづくことを願って、今朝は普通のインフルの予防接種をしてきました。四畳半菜園が世界の老仁には、インフルにかかる機会もないほどですけれど、気まぐれに、時には街にも出たくなるかもしれませんからね。
今日など、あまりいい天気なので、女(ぞ)山までドライブしたい気分です。清水山の紅葉も新聞に出ていましたから、まだ見頃かもしれません
ほんとうにいい季節ですね。
越後は名残の秋のような感じでしょうか・・・寒さが迫ってきたら、容赦しないでしょうからね。
雪呼さんも、ニャンたちの世話を忘れて、気まぐれのドライブ楽しんできてくださいね。又時雨がやってくるでしょうから・・・
★ 良寛歌1005zm25sm25
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山里の寂しさなくばことさらに来ませる君になにをあへまし
※ 定珍はこれに「うちつけに羨ましくぞなりにける峰の松風岩間の滝津」とむくいている。
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さびしい良寛さんは、人恋の心が募ってくる頃でしょうね。まだ、人が訪ねてきてくれる。もうすぐ雪に埋まって、誰も訪ねてきてくれなくなる。
けれど、訪ねてきてくれる人があっても、何もおもてなしできないんです。この蕭条とした寂しさをご馳走に、しみじみ行く秋を分かち合いましょうね。
そんな心でしょうか・・・。
寂しさは愛のはじまり小夜時雨 仁
人の一会の玉と光りぬ
昼からそぞろ神にあおられて女(ぞ)山へ行ってきました。
卑弥呼のように燃える紅葉ではありませんでしたけれど、清水寺本坊の庭園はそれなりに紅葉してくれていました。今年は温かったから、いい色でなかったのでしょうね。
冷え込まないといい色出ない。
安穏とよ~らに生きてきた老仁もついにいい色出ないままに終わります。
雪呼さんは、これからの酷寒に耐えて、春にはいい花咲かせてくださいね。
散り紅葉苔の褥に華やぎき 仁
老も夢閨の華やぎ褥
一衣一鉢で苦行重ねてきた良寛さんでしたけれど、散り際は、ほんとうに、華やぎがありますね。命の色が無為自然ににじみ出てくるのでしょうか・・・。
そしてその無為自然の命の色は愛の色をしているんです。
その愛の色は宇宙の愛の色です。
光れ光れ光の中を散る紅葉 仁
散りてこころの灯しともなれ
宇宙の愛の色に呼び寄せられて、宇宙の愛の色を共振させた貞心尼さんが現れました。
水が交じり合うように混じり合い、風が流れるように自然に流れ、光が一隅を照らすように心に灯り、紅葉のように華やぎの中を散っていきました。
> 良寛句 うらを見せおもてを見せて散るもみじ
資料
> 良寛歌1001 定珍にとみてつかわす あふてよみてつかわす
はながつみ数にもあらぬ賤が身をながくもがもと祈る君はも
> 良寛歌1002 あらたまの年はふるとも常磐木の常磐にませと御酒たてまつる
> 「この庭に立てる槻の木人ならば問わましものを幾世経ぬると」(定珍)への返し
われも思ふ君もしかいふこの庭に立てる槻の木まこと古りけり
> 良寛歌1004心あらば草の庵にとまりませ苔の衣のいとせまくとも
※ 右の三首に対して定珍は「しまらくはここにとまらむひさかたの後には月のいでむと思へば」と返している。
光り光れ果つる果てまで散る紅葉
吾も逝くまで吾を光らす
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2015年11月18日
『 寒月やときにはひとり咆吼す 』めぐり逢い良寛さんzm1802sm18
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寒月やときにはひとり咆吼す
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おはよう、雪呼さん。
今日もあい風ありがとう。
越後は雨ですか。筑後は昨日と打って変わってきらきらの冬日和です。昨日こんないい天気だったらきらきら紅葉も見れたのですけれどね・・・
≫ 今日も雨です。
寒くて嫌ですね~
琥珀は庭へ出て行きました。
きららは独り遊びをしています。
猫たちの日常、私ものんびりです。
高歌長吟す 白髪の老中宵ちゅうしょう杖つえに倚よって まさに彷徨ほうこうす 良寛
。。。 自分は白髪の老人となったが、詩や歌を吟詠しながら、真夜中まで杖をついて、あちこちとさまよい歩いている。秋の寂しさが深まってきた心境。 。。。全国良寛会(11月18日) ≫ 雪呼
きららさんはもうひとり遊びを覚えましたか。雪呼さんにまとわりつかず、独立独歩?!すごいね。でも、そのうち・・・ですね。
琥珀さんが退屈して、きららさんにいろいろ仕込みを入れるんでしょうね・・・
一時ののんびりですよ。
何もせず自足は至難宵時雨 仁
ひとり遊びを分かつ友あれ
> 良寛詩 高歌長吟す 白髪の老中宵杖に倚って まさに彷徨す
髪は真っ白くなり、
すっかり老人になってしまったよ。
独りの夜は侘びしいね。
わけもなく詩歌を吟詠して、
真夜中にも、杖を頼りに、
あてもなく彷徨っているよ。
ひとりぽっちの良寛さんです。
人恋しさ募るばかりの寂しがり屋の良寛さんもいるんですね・・・。
寒月やときにはひとり咆吼す 仁
鳴き返さんかニホンオオカミ
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良寛さんは、師の大忍国仙禅師から「印可証明の偈」と杖をもらっています。
良寛庵主に附ふ
良や愚の如く道転寛し
騰々任運誰か見ることを得ん
為て附ふ山形爛藤の杖
到る処壁間午睡の閑
寛政二庚戌冬
水月老衲大忍
国仙さんは越後で良寛さんを拾って円通寺に連れて行きますけれど、よほど良寛さんが好きだったのでしょうね。どこか風変わりで、ものに頓着しない、昼行灯のような良寛さんに、若い頃の自分を重ねてみていたのかもしれません。
死ぬ間際に、「印可証明の偈」を与えました。
【 仁自遊訳 】
おまえは自遊人だから、好きなように自分の道を歩くがいい。独りで生きていけ。わたしもそうして生きていきたかったけれど、こんなお寺に治まってしまった。本意じゃないんだよ。
良寛よ、おまえさんは、わたしのようにこんな治まり方せんでも、独りの道を貫けそうだね。そんな大愚の良寛に、わたしは特別の印可を与えるよ。これはわたしの魂だよ。
良寛、誰もおまえのことを理解できる者はいないだろうけれど、運は天に任せて、ともかく悠々とのんびりと、おまえの心のままに生きていきなさい。この杖は、わたしの魂だよ。この杖をいつもそばに置いておくようにしなさい。いつもわたしは、おまえといいっしょにいるんだよ。
いやいや、良寛、わたしがついているんじゃないんだ。良寛に、いつまでも、どこにでも、わたしを連れて行ってほしいんだよ。おまえの中で、おまえといっしょに、わたしは、いつまでもいることができるからね。
こんな愚かなわたしの願いを聞いてくれるのは、良寛、愚かなおまえしかいないからね。
たのんだよ。
国仙さんと良寛さんはそんな約束をしていました。
だから良寛さんはこの「印可証明の偈」と国仙さんの杖は生涯傍に持っていたといわれています。
老仁は誰に語らん露の夢
ひとり語りを古人も聞くか
> 良寛句 散るさくら残るさくらも散るさくら
良寛さんは、国仙さんと同じような念いの約束を貞心尼さんと交わしていたのではないでしょうか・・・
国仙さんも良寛さんも、ただの人になって、そんな愚かで幼稚な夢を、ひそかに生きたかったのではないかと思うのですけれど・・・
星月夜吾に添いたり恋弥勒 仁
心和みの友あれば好し
★ 交心俳句zm1803
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老仁は誰に語らん露の夢
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2015年11月05日
『 はるかまで波のおだやか冬はじめ 』めぐり逢い良寛さんzm0501sm04
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はるかまで波のおだやか冬はじめ
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雪割草さん、おはよう。
そうですか、お友達と国上山へ。
いいですね。お天気がよくて、紅葉も綺麗でしょうね。
見晴らしのいい展望で、ゆっくり心を解き放ち、リフレッシュできるといいですね。
良寛さんのあい風波動がお友達も包んでくれて、心が開かれていくといいですね。開かれていく心をやわらかくハグしてくださいね。
良寛さんの愛語もいっぱいもらってきてください。
いってらっしゃい。
はるかまで波のおだやか冬はじめ 仁
ただ眺めいて飽きることなし
> 良寛詩 西天に別れしより 知らず 幾個の時ぞ
この池の蓮の花は、
極楽浄土より移ってきたんだね。
あちらの世界もこちらの世界も
同じなんだよ。
花浄土、愛浄土なのさ。
造化にしたがひて四時を友とす。
見る処花にあらずといふ事なし。
おもふ所月にあらずといふ事なし。 芭蕉
芭蕉さんも風雅の心を持てば、この世も花浄土だよ、と呼びかけてくれています。
凡仁は、良寛さんにも芭蕉さんにも、同じ世界を観てしまうんです。凡仁にでも観えてくる世界、愚仁でも真似のできる世界として花浄土が在るなら、飛びつきますよね。
良寛さんに及ばなくてもいい。芭蕉さんを理解できなくてもいい。
真似して、凡仁風の花浄土が観えてくれば、道楽しますよ。
真似して、愚仁風の愛浄土が観えてくれば、歓喜しますよ。
苦行は凡仁の真似できることではありません。悟達は愚仁の憧憬にもなりません。
けれど、花浄土を生きたいし、愛浄土を享受したい。
生きることは、むずかしい。
享受なんて、できるはずもありません。
瘋癲老仁を遊んで、観自在、妄詩の領野で、ひとり遊びを生きましょう。
ひとり遊びは、享受できるんですよ。
観自在、観えてくるものを、そのまんま575で、捕まえましょうよ。
ひとり遊びの時空を、そのまんま575で、交心しましょうよ。
雪待月ネットで初雪遊びけり 仁
居成りながらに冷たさしみる
初雪を遊べば苦界の観えも来る 仁
独りの夜の魔を防ぎえず
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