2015年12月17日
良寛歌0586zk16『 埋み火に足さしくべて臥せれどもこたびの寒さ腹にとほりぬ 』sk16
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ めぐり逢い良寛さん ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
★ 良寛歌0586zk16sk16
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埋み火に足さしくべて臥せれどもこたびの寒さ腹にとほりぬ
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おはよう、雪呼さん。
今朝は霙ですか。雪に変わっていくのですね。
外は何度くらいなのでしょう。
筑後は、今朝は、晴れ晴れの上天気です。それでも北部は今夜くらいに雪の予報が出ています。寒くなるのかもしれません。
流星群は、また、見れないままでした。
≫ おはようございます。
今朝は霙です。
だんだん雪に変わって行きます。
寒くても元気な猫たち、
今日も2匹で大暴れしています。
埋み火に 足さしくべて 臥ふせれども 今度こたびの寒さ 腹に通りぬ 良寛
。。。
囲炉裏(いろり)の灰から僅(わず)かに顔を出す炭火に、足が付くほどに差し出して寝たけれど、今度の寒さは殊のほか腹にまで染みてこたえることだ。節すれど厳しい乞食の身、病もまた多し。 。。。全国良寛会(12月16日) ≫ 雪呼

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★ 交心俳句09m121602
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降る雪や遊び心の迷いをる
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雪の後の青空は奇麗だそうですね。
汚れが地に落ちてしまって、澄みわたるのでしょうか。
ニャンたちの心も青空みたいに空っぽだから、無為自然に、元気に走り回れるのでしょうね。雪の中を命を躍動させるようなニャンたちの命を真似したくなります。
霙追い霙を避けて猫駈ける 仁
天然自然命躍動
良寛さんの心もニャンたちのように躍っているのでしょうけれど、でも、もう、老いの影も忍び寄ってきています。
夜の寒さが堪えるのでしょうね。
暖をとろうにも、埋み火のわずかな温もり。火傷するくらいに埋み火に足を近づけても、温もりません。
腹の芯まで冷え込んでしまうような寒さです。
雪呼さん、風邪ぶり返しませんように。
降る雪や遊び心の迷いをる 仁
老いも天然受容があそび
> ひさしく病ふにふして
良寛歌0586 埋み火に足さしくべて臥せれどもこたびの寒さ腹にとほりぬ
灰に埋まった炭火に
足を突っ込んで寝ているけれど、
今夜の寒さばかりは
腹の底まで冷え込んでくるよ。
まだとうぶん病気は治りそうにないなぁ・・・
病気に臥せって、もう何日も寝たまんまのようです。
それでも独りで食事を作り、食べているのでしょうね。食べることさえ、もういいやと、投げ捨てたくなる時もあるのでしょうね・・・
小夜ふけて嵐のいたう吹きたりければ
0587 世をそむく苔の衣はいとせまし柴をたきつつ夜を明かしてむ 良寛
雪は降り積もり、今度は強い嵐にもみまわれます。世間を外れてしまって、苔のように薄っぺらな着物しかなくて、寒いこと、寒いこと。柴を焚いて暖をとるけれど、凌げるものじゃないよ。眠ったら凍え死んでしまうだろうね。
また寝らずに、夜を明かしてしまったよ。
> 良寛歌0588 夜は寒し麻の衣はいと狭しうき世の民になにを貸さまし
良寛さんはその腹にしみ込んでくる寒さに耐えながら、それでも山里に人々のことに思いを馳せるんです。わたしは独り身でまだなんとか我慢すればいいけれど、たくさん子どもたちを抱えた貧しい村人たちはこの寒さをどうしてしのいでいるのだろうか。子どもたちはこの寒さに泣き、腹が減って泣いていることだろうなぁ・・・この無力な良寛は村人たちの困窮に、何にもしてやることができないよ。
つらいね・・・
さびしいね・・・
せめて心良寛坊と毬をつけ 仁
こころだけにはないものねだる
けれど、この深い雪に閉じ込められた草庵です。山里へ降りていけないし、子どもたちも外で遊ぶことはできないでしょう。一軒一軒回って、子どもたちに語りかけて、しばらくでも心を暖めてやりたいでしょうけれど、病気もして、良寛さんは、心苦しいばかりです。
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁リンク ★ 。・。・゜♪゜・。・。★
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