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2020年02月22日

『 あと二十日待ってくれませ散る桜 』TAO575交心xzy2101

★ ゜・。・。 ★ TAO575交心 ★ 。・。・ ゜ ★



春の夢大死一番起こらんか








★ TAO575交心yty0504

――♪♪♪―――――――――――――♪♪♪――

 春の夢大死一番起こらんか

――♪♪♪―――――――――――――♪♪♪――





 交心ありがとうございます。
 そうですよね。
 今世では正月に年を一つ食うこともなく、ハッピーニューイヤーの売り込み商戦に乗せられているだけで特別おめでたいこともないのでしょうけれど。むしろ誕生日の方が個人的には節目になるのでしょう。
 芽人さんは壮大な歴史を鳥瞰できる歴史認識をお持ちなのでしょうね。
 ぼくは本を読まなくなってから歴史認識にも疎くなってしまいました。
 無知な上に神社仏閣、城郭嫌いでした。
 今も大して変わってはいませんけれど・・・。



 > けぶり立つ野辺のあはれをいつまでか よそにみなして身はのこりなん   一休



 死は他人事ではないんですよね。
 けれど、まだまだ、死は遠くで待ってくれているのでしょうね・・・




 春の夢大死一番起こらんか   仁


 念ずれば観ん念の強さよ




 良寛さんに巡り逢い、一休さんに巡り逢って、まるで無縁ではなくなりましたけれど、権威権力、地位名利の表街道からはずり落ちた裏露地を鈍牛の歩みで生き存えています。筑後の平穏な田舎を出たこともない百姓には夢のまた夢に過ぎません。

 一休さんが詠うように、正月だって別段おめでたいものでもなく、おめでたくないものでもないと感じています。一応歳を取ったらそんな態度表明はしないで、人並みにおめでとうと挨拶交わせるようになりましたけれど・・・

 こんな百姓でも、その上土地を持たない百姓ですけれど、そんな人間でも、生きていることが喜びでもあり、人間って好いものだと感じられ、自然の玄妙さに感動もし、美しさに恍惚となって涙が流せるように、ただただ、あるがままを、一生懸命に生きています。

 南北朝動乱も応仁の乱もただの欲の突っ張り合いで、こんな小さな人間の精一杯の命と暮らしを破壊しないでくれと念じるばかりです。


 今の世でも同じ、戦争は人殺しに過ぎません。
 どんな戦争にも大儀はありません。



 ぼくが一休さんを好きになったのは、王朝文芸に憧憬しながら、戦乱の中で饑えて死んでいく人たちの生きる力と知恵とその道筋を創りだそうとする仁愛でした。

 学問僧であった時、渡し近くで、飢えで今にも死んでいきそうな母子に出会って、その場を立ち去ることもできず、ずっと泣いていました。その心根が好きなんです。
 友だちに急かされて先を急ぎその場を離れますが、帰り道、その母子は死んでいました。その母子を弔っている一人の僧を見て、一休さんはその人を師と仰ぎました。
 全身全魂を注ぎ込んでその師謙翁宗為さんに学んだのでした。

 その真摯なスタンスは、真似のできることではありませんが、道標なんです。




 なりきりの真似がせいぜい春の雪   仁


 溶けて流れて川にもならず


     (15-01-05)


 以上、 【 転載 】 です。





『 あと二十日待ってくれませ散る桜 』TAO575交心xzy2101





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☆ TAO575交心xzx2101

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あと二十日待ってくれませ散る桜


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 のこる身も今ここいのち実南天   仁


 日には光るし闇には隠る




 観自在栴檀坊主天翔よ   仁


 守れ草莽己が大地





 > 高貴なる生まれの者よ(名前を言う。)歩むべき道を探しに行くときがとうとうやってきました。息が絶えたらすぐに、導師が示したとおり、根本の光明があなたの前に現れます。これこそ生命の根源を作っているダルマタ(本質・法性)です。ダルマタとは、宇宙のように広大なで空虚で光に満ちた空間、中心も境界線もなく、純粋でありのままの心のことです。あなたは、その心の状態を自覚し、その中に安らぎを見出すのです。
 (『バルド・トドゥル=チベット死者の書』、〔5〕<傍点は筆者>)
   。。。天外伺朗『理想的な死に方』p195





散りさくら







 あと二十日待ってくれませ散る桜   仁


 二十日経ったらあとまた二十日





 ダルマタに友は居りしか桜舞う   仁


 友が居らずばそこへは行かぬ






舞う桜











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