2020年09月24日
『 青のくさみ今も放ちて星の宿 』良寛さんの歌をあそぶ575yyq3001
*♠*。。・。・゚゚゚ ♤♥♤ 良寛さんの歌をあそぶ575 ♤♥♤ ゚゚゚・。・。。*♠*

> 良寛歌谷0504 松の尾の松の下道思ふどち 歩きしことは今も忘れじ
【 仁 自遊訳 】
松の尾の松林の小径は海風も清々しく
古人の縁も深いよ。
そんな思いを共有できる友たちと歩き
語り明かしたことをありありと想い出すね。
そんな楽しい日々が今一度訪れないものだろうか・・・
在りし日のよきこと抱き秋の暮 仁
憂き浮きをかみしめ歩く草の露 仁
酔芙蓉終日眺め飽かざりき 仁
学生時代何するというわけでもなく友人と喫茶店にたむろしていました。50年も昔の話です。
川端の地下の茶店を思うどち 屯せし日を今も忘れじ 仁
良寛さんの歌をもじれば、鮮やかな記憶はもうありませんけれど、なぜかその地下蔵のことはその雰囲気が蘇ります。
何を語り合っていたのでしょうね・・・
今も年に二度一泊の旅をしているのですけれど、雰囲気はあの地下蔵のまんまのようです。あの地下蔵モードを今も引きずっていることもミラクルなのかもしれません・・・
青のくさみ今も放ちて星の宿 仁
以下、
★★★ 『 無知無才振り返ればただ秋の風 』交心俳句093-01zqq2801 よりの転載です。 ★★★
★ 良寛さんの歌を遊ぶ0695z01zqq2801
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
無知無才振り返ればただ秋の風
――☆★☆―――――――――――――――☆★☆――
雪呼さんより、 『 才もなく農もなき身に秋の雨 』 に良寛さんの歌を寄せてもらいました。
雪呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
★★★ 『 才もなく農もなき身に秋の雨 』交心俳句092z02zqq2701 への交心です。!!! ★★★
0695 松の尾の 松の下道 思ふどし 歩きしことは 今も忘れじ 良寛
・・・ 遊松之尾 松之尾に遊ぶ 良寛
吾来此地九月初 吾此の地に来る九月の初め
長天鴈啼菊花開 長大鴈啼き菊花開く
老少相率散歩去 老少相率ゐて散歩し去けば
松林数里無塵埃 松林数里塵埃無し ・・・
塵も埃もない松原の下道を、文芸仲間と歩いたのですね。
数里にわたって塵も埃もないと良寛さんが詩っているところですから、この松原がよほど気に入っているのでしょうね。
「一二三」「いろは」の遺墨も、ここで書かれたものだそうです。
良寛さんは、やっぱり修業して、学問して、到達した道を、書にしていたのでしょうね。
いつも難しい書を書いていた。村人は、「誰もが読めるものをかいてください」と頼んだ。「よしよし」といって書いたのだそうです。「一二三」だって、良寛さんの道なのですね。「意味も書いてあげようか」と良寛さんがいったけれど、村人はむずかしくなると思ったのでしょうね、遠慮して、断ったそうです。
残念ですね。書いてもらっていれば、その意味がわかったのですけれど。
良寛さんの詩歌も、俳句も、単純素朴ですけれど、読み込めば、どこまでも深くなる禅の道が語られているのでしょうね。
俗塵に塗れ消えゆく秋の風 仁
。。。 ≪ 雪呼さん、おはようございます。
越後は晴れましたか。筑後も午後は明るくなってきました。夜は毛布がほしいくらいの涼しさですけれど、今は蒸し暑くなって、扇風機つけました。
虫の声ひと声ひと声揺らぐ闇 仁
松の尾の 松の下道 思ふどし 歩きしことは 今も忘れじ 良寛
良寛さん60歳頃のことでしょうか。
良寛さんの創作活動が、文芸仲間といっしょに、活発に交流していたところが、松野尾というところだそうです。
元禄時代というのはもっとも華やかな文化が花開いたときというイメージは持っていましたけれど、それも、江戸の話だと思っていました。けれど、そうじゃないのですね。越後にも、たくさんの文人達が、流派を作って、文芸を競っていたのですね。
東北だって、そうだったのでしょう。だから、芭蕉さんは、奥の細道の旅ができるんですね。芭蕉さんを迎え入れる文芸の風土があったんですね。
良寛さんの頃も、政治は混迷し、地震や飢饉はあり、一揆は起こり、外国船もやってくるような時代でしょうけれど、文芸の風土は、受け継がれていくのですね。
良寛さんのお父さんも俳諧の一派を持っていたのですから。
良寛さんはそんな流派とは無縁な人だけれど、その文芸の風土の中で、一衣一鉢の暮らしを、楽しく、心豊かに、送ることができたのでしょうね。
あの巻町の松野尾の道を、文芸仲間と詩歌を語り合いながら歩いたことは、今でも忘れないよ。
良寛さんにとって、相当に良寛さんらしさを楽しめる時だったのでしょう。
この時の活発な創作活動で、詩歌も、書も、高く評価されて、値まで付くようになっていくのでしょうね。
書を乞われる話がいっぱい残っているようです。
無知無才振り返ればただ秋の風 仁 ≫ 。。。
★ ゚゚・。。・^゚^・。・゚゚❤ 都々逸で交心 ❤゚゚・。・^゚^・。。・゚゚ ★
★ 都々逸で交心x11r082901
――★❤★―――――――――――――★❤★――
そう美しく
逝かせるものか
お弟子百人
育てなせ 仁
――★❤★―――――――――――――★❤★――
美しき楽しき帰還虫時雨 仁
星はささやく心はゆらぐ
お帰りなさい、お師匠さん。
術前のお師匠さんのお声が聞けて感動です。
キリギリス命ミラクルビューティフル 仁
空を旅して往来自在
秋の夜や迷悟を越えて命宝 仁
命も魂も宇宙が故郷
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古人の縁も深いよ。
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良寛さんの歌をもじれば、鮮やかな記憶はもうありませんけれど、なぜかその地下蔵のことはその雰囲気が蘇ります。
何を語り合っていたのでしょうね・・・
今も年に二度一泊の旅をしているのですけれど、雰囲気はあの地下蔵のまんまのようです。あの地下蔵モードを今も引きずっていることもミラクルなのかもしれません・・・
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雪呼さん、いつもあい風ありがとうございます。
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0695 松の尾の 松の下道 思ふどし 歩きしことは 今も忘れじ 良寛
・・・ 遊松之尾 松之尾に遊ぶ 良寛
吾来此地九月初 吾此の地に来る九月の初め
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老少相率散歩去 老少相率ゐて散歩し去けば
松林数里無塵埃 松林数里塵埃無し ・・・
塵も埃もない松原の下道を、文芸仲間と歩いたのですね。
数里にわたって塵も埃もないと良寛さんが詩っているところですから、この松原がよほど気に入っているのでしょうね。
「一二三」「いろは」の遺墨も、ここで書かれたものだそうです。
良寛さんは、やっぱり修業して、学問して、到達した道を、書にしていたのでしょうね。
いつも難しい書を書いていた。村人は、「誰もが読めるものをかいてください」と頼んだ。「よしよし」といって書いたのだそうです。「一二三」だって、良寛さんの道なのですね。「意味も書いてあげようか」と良寛さんがいったけれど、村人はむずかしくなると思ったのでしょうね、遠慮して、断ったそうです。
残念ですね。書いてもらっていれば、その意味がわかったのですけれど。
良寛さんの詩歌も、俳句も、単純素朴ですけれど、読み込めば、どこまでも深くなる禅の道が語られているのでしょうね。
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元禄時代というのはもっとも華やかな文化が花開いたときというイメージは持っていましたけれど、それも、江戸の話だと思っていました。けれど、そうじゃないのですね。越後にも、たくさんの文人達が、流派を作って、文芸を競っていたのですね。
東北だって、そうだったのでしょう。だから、芭蕉さんは、奥の細道の旅ができるんですね。芭蕉さんを迎え入れる文芸の風土があったんですね。
良寛さんの頃も、政治は混迷し、地震や飢饉はあり、一揆は起こり、外国船もやってくるような時代でしょうけれど、文芸の風土は、受け継がれていくのですね。
良寛さんのお父さんも俳諧の一派を持っていたのですから。
良寛さんはそんな流派とは無縁な人だけれど、その文芸の風土の中で、一衣一鉢の暮らしを、楽しく、心豊かに、送ることができたのでしょうね。
あの巻町の松野尾の道を、文芸仲間と詩歌を語り合いながら歩いたことは、今でも忘れないよ。
良寛さんにとって、相当に良寛さんらしさを楽しめる時だったのでしょう。
この時の活発な創作活動で、詩歌も、書も、高く評価されて、値まで付くようになっていくのでしょうね。
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星はささやく心はゆらぐ
お帰りなさい、お師匠さん。
術前のお師匠さんのお声が聞けて感動です。
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秋の夜や迷悟を越えて命宝 仁
命も魂も宇宙が故郷
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