『 菜に触れて伝わるいのち寒さかな 』めぐり逢い良寛さん

青柳仁

2015年01月09日 19:44


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菜に触れて伝わるいのち寒さかな

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 雪割草さんより、 『 雪国の雪の深さよただ驚嘆 』 に良寛さんの句を寄せてもらいました。
 雪割草さん、いつもあい風ありがとうございます。







 今朝も積雪が大変だったんですね。
 普通の日の倍も通勤時間がかかるのですね。それがこれからも続くことを思うと、ほんとうに苦労ですね。筑後でも、もうずいぶん以前の話ですけれど、10分の通勤時間の所を2時間かかって行ったことがありました。雪慣れしていないので、車の渋滞がすごく、動かなくなってしまったんです。今では、そんなに雪が降ることもなくなっていきますけれど・・・
 娘さん、早朝出勤大変ですね。
 何倍も疲れるでしょう。
 雪割草さんも、ご用心くださいね。



 朝まだき除雪の音の過ぎゆきぬ   仁


 真白き夜の間白き夜明け



 良寛俳句089 火もらひに橋越えてゆくさむさか



 連日の寒さの中で、頭巾を脱ぐのも面倒なくらい蹲っていたい良寛さんです。薪も炭も潤沢にはないでしょうし、達磨さんになったり、詩作に没頭していると、火が消えるのも気がつかないのかもしれません。
 火の気なしでは過ごせないでしょうから、火種をもらいに行くのでしょうね。
「橋越えてゆく」が一層寒さを震え上がらせるようです。
 川を越えて行くのですから随分遠くまで貰いに行くのでしょう・・・





 雪は降っていませんけれど、畑が気になって見に行きました。
 健気に菜葉を広げていますけれど、凍てついていました。寒かろう、冷たかろうと思って、菜を撫でると、命の音が脈々と伝わってくるようです。
 チューリップの木に触れると、氷柱のように冷たい。



 菜に触れて伝わるいのち寒さかな   仁


 互いに凌げと声かけ合うも



 菜に触れて伝ういのちやいざ凌げ   旅仁


 大地は殺され空には凶器



 良寛さんの寒さを思いながらも、部屋に戻って、暖をとりました。
 それでも良寛さんの時代には、まだ、自然の恵みは豊かで、大地力は涸れることもなかったのでした。
 この温さをありがたく思い、また軟弱を不甲斐なくも思います。



★★★ 『 雪国の雪の深さよただ驚嘆 』 ★ 交心俳句25501 へどうぞ!!!  ★★★



 温暖な南国に居ると寒さへの耐久力がほとんどなくなっているのでしょうね・・・
 寒さに弱い人間は忍耐力も根性もふやけているのかもしれません。それでもどうにか生きていけるのですから・・・


 しかし南海トラフでも起これば、生き残ることさえ難しくなるでしょう。
 自給自足の備えもして、清貧に耐えて、小さく小さく生きる術も身につけておきたいと念じています。
 昨日はあの賢い鴉が大量に死んでいたというニュースが流れていました。ギャング集団の鴉にも飢餓状況がはじまっているのですね・・・



 冬異変天地不仁に随うか   旅仁


 備える知恵の標は在りや






★ 良寛俳句089zz14sz09

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火もらひに橋越えてゆくさむさか

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雪の菜に触れて愛呼のせつなかり


雪の夜や自ずと愛呼添い来たり


帰り行く愛呼を照らす雪の月









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