2016年02月16日
『 散らざるを疎まず凛と水芭蕉 』めぐり逢い良寛さんz8w1701ry15
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散らざるを疎まず凛と水芭蕉
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雪割草さんの 『 化けた水芭蕉 』 をネット吟行しました。
☆☆☆ 雪割草さんの『 化けた水芭蕉 』 へどうぞ!!! ★★★
> 芭蕉 古池や蛙飛び込む水の音
あまりにも有名になった句ですけれど、「よく見ればなずな花咲く垣根かな」とならんで、仁の、俳句入門の二つの出会い句なんです。
見た目には蕭条とした冬景色を残したまんまの池だけれど、その静寂の中に、微かな水音がする。
あぁ、蛙が、水に飛び込んだんだなぁ。
その微かな水音で、静寂の冬の池が、変貌して、命の息吹の漲る春の池に大転換するんです。くり返す冬の厳粛さと、春の華やぎが、静寂の中に映し出されていくんです。
俳句は、心の写しだと理解しました。
五七五の文字の中に無限の時空が内蔵されているんですね。
それぞれの人が、それぞれの心宇宙を見ていて、読み取っていて、それを語り合い、交心し、時空を一人の世界ではなく、つながり合う世界、重なり合う世界、豊かな人間ドラマの世界として、創造し、生き直していくんですね。
老仁は、今、ひとり遊びの中に埋没してしまっていますけれど、
仁も、散り際が、潔くないと、わだかまるものがあったんです。
去る者は追わず、来る者は拒まず。
拘らず、自然に流れていくのが、仁の処世なのですけれど、
一つの愛に、拘り続けている気もしているのです。
幻視する愛と、
根源的な愛と、
解き放たれた愛と、
★★★ 『 幻視する愛を貫け酔芙蓉 』瘋癲老仁妄詩 1701 へどうぞ!!! ★★★
いろいろ、言葉で把握しながら、
追い続ける愛があるのでした。
良寛さんの至福の時を、幻視して、
その愛の有り様を、幻視できるものにしていきたいと念じているのでした。
のぅが、良寛さんと貞心尼さんの相聞歌を、一緒に、旅してくれているので、
すこし、幻視しやすくなってきています。
のぅは、まだ、若いので、
具体的な現実をどう生き抜いていくのかがあって、
幻視の世界で、遊んでばかりもおれないのでしょうけれど、
ほんとうに、やわらかくなって、
ほんとうに、寛くなって、
ほんとうに、本気になって、
のぅが、老仁のひとり遊びに、参入してくれるんです。
良寛さんが、貞心尼さんと語り合える喜びをもらったように、
老仁も、のぅから、語り合い、つながり合える喜びをもらっているのでした。
これは、最高に、幸せなことなんですよね。
のぅに、ありがとう。
良寛さんという光がなくなった後も、
貞心尼さんは、水芭蕉さんのように、
朽ちながらも、
凛として、
生き抜いていったのですね。
水芭蕉さんは、
新しい命を残しますけれど・・・
貞心尼さんは、『 蓮の露 』を残したんですね。
『 蓮の露 』の中に、良寛さんとの愛は、残りつづけたんですね・・・
良寛さんと貞心尼さんの愛は、
今、老仁が、辿り直しできるほど、リアルで、永遠なんです。
のぅが、これから求める夢を創造する道しるべになるほど、リアルで、永遠なんですね・・・
老仁に、語り合いのチャンスを与えてくれるのぅに、ありがとう。
のぅの声が、
老仁には、太陽なんです。
★★★ 瘋癲老仁妄詩310-01『 水芭蕉蛇と枕を共にする 』 へどうぞ!!! ★★★
満開の桜さんの木の下に、水芭蕉さんが、日陰者のように花開いています。
こんな水芭蕉さんに出会ったことないし、こんな場面を、見たことありませんでした。
驚きです。
雪割草さんの裏庭とその奥に続く裏山の世界が想像されていきます。
池には、見事な花筏です。
もう、オタマジャクシが泳ぎはじめたそうです。
蛙さんを狙って、蛇さんも、潜んでいるのでしょうね。
そんな命のドラマのはじまりを見ながら、岸で、水芭蕉さんの仏炎苞も萎れはじめ、花序は活発に受粉して、種を池に流すのでしょうね・・・
水芭蕉さんの終わりは、新しい命のは始まりなんですよね。
。。。 ≪ 雪割草さん、春のど真ん中を生きているんですね。
本当に羨ましい。
良寛さんはスミレさんと遊び回って、鉢の子を忘れてしまったそうですけれど、
本当に、憂き世を忘れてしまえるような楽園ですね。
水芭蕉さんは、水芭蕉さん。
桜さんは、桜さん。
それでも、人が、よく見える。
真似したい。
羨まし。
みっともない・・・
散っても喜ばれる桜さん。
散った後の花筏、
そして、花筵。
花の舞い。
桜さんの下で、
人が、桜さんばかりを褒め称えるんでしょうね。
水芭蕉さん、何に化けたいのかしら、・・・
散らざるを疎まず凛と水芭蕉
己は己深き根に拠る ≫ 。。。仁
★★★ 『 やわらかき影のぬくもり水芭蕉 』 ★ ネット吟行 03501 へどうぞ!!! ★★★

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水芭蕉わが根もそこに置きたかり
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ほとけの坐みたき人にも逢うてをり 仁
思い返して気づく鈍さよ
相見れば無我の消えゆく春の月 仁
ネアンの旅もさびしさ勝る
水芭蕉わが根もそこに置きたかり 仁
時来れば花時来れば骨
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★★★ 瘋癲老仁妄詩127-01『 異界への貫く恋も在りにけり 』 へどうぞ!!! ★★★
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2016年02月12日
『 わが宿に植えて育てし百くさは風の心に任すなりけり 』良寛さんの歌0170ry12z8v25
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★ 良寛さんの歌0170z8v25ry12
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わが宿に植えて育てし百くさは風の心に任すなりけり
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わたしの草庵にも
花も野菜もいろいろ植えているよ。
植えることが好きなんだ。
育ちを眺めながら語りかけるのも楽しみなんだよ。
育ちの成果はね、そんなこと、お天気しだいさ。
この歌も、良寛さんの無執着の心ですね。
仁も、心のエネルギーいっぱい使って、野菜や花さんを育てていますけれど、梅雨が来て、日照りが続いて、台風がやってきて、・・・いつ、倒れたり、枯れたりするかわかりません。
育てている、今が、Happyなのですから、その時はその時で、「風の心に任す」と、無執着になれればいいのですけれど・・・

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初生りのピーマン食べる日を待ちぬ
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