2018年09月14日
青柳仁575月録2018『 01月 初景色与命の限り翔ぶ夢を 』zrz0303
★ 。・。・゜♪゜・。・。★ 青柳仁575月録 ★ 。・。・゜♪゜・。・。★

zrz0101 行く年も来る年も今ここの道
zrz0102 野良犬の自由生きんか枯葉道
zrz0103 戦争も絶対悪なり寒の月
zrz0104 老の春なぜ許される人殺し
zrz0105 美しき夢と希望を子らの春
zrz0201 年始め変わらず愚直押し通す
zrz0202 良識を捨てれば凍れる鉄面皮
zrz0203 核でしか身を守らぬ愚枯芭蕉
zrz0204 にぶくなるこころ気になる年始め
zrz0205 晩生今本の虫なる老の春
zrz0206 戦争は国民殺し初日の出
zrz0207 念ずれば人とも和する年始め
zrz0208 初春や新奇の次元見えてこい
zrz0301 この春はチェンジの好機声挙げん
zrz0302 あきらめの心捨てんか初景色
zrz0303 初景色与命の限り翔ぶ夢を
zrz0304 初景色昨日は空に朝の夢
zrz0305 一飯が平和の大本老の春
zrz0306 市民いま隣人と和す年新た
zrz0307 老の春非力は非力さりながら
zrz0308 初春やオンリーワンに光りあれ
zrz0309 欺きを見逃さぬ眼を老の春
zrz0401 厳冬に諫言の声響きけり
zrz0402 冬将軍待てどここまで訪れず
zrz0403 玄冬や女山も沈黙守りけり
zrz0404 口噤むこともできずや水仙花
zrz0405 時を待ち女山鎮める野水仙
zrz0406 さわやかなこの青空の初景色
zrz0407 人道の道は一筋冬薔薇
zrz0408 寒雷の誰に諫言落とす気か
zrz0409 藪椿それでも生きる非国民
zrz0410 口惜しや与命短し枯尾花
zrz0501 さわやかに木霊まじわる初景色
zrz0502 9条が守る子どもの命の芽
zrz0503 吾が道は命が宝老の春
zrz0601 イメトレの初真似空に独存す
zrz0602 飾り捨て幻想捨てん冬の草
zrz0603 まず捨てよセレブへの夢犬ふぐり
zrz0701 人間に備わる地力霜の草
zrz0702 わが生もいのちの不思議初問答
zrz0801 薄氷過ぎゆく老と戯るゝ
zrz0802 際どさも季に移ろう薄氷
zrz0803 薄氷の山影に陽の光指す
zrz0804 ひとりでは人に成れぬと知らぬ日々
zrz0805 人に成る導きありや末枯るゝ
zrz0806 霜柱郷土を守る道歩く
zrz0901 宵戎ついに無縁の宵遊び
zrz0902 宰相のえびす顔にも空っ風
zrz0903 福笹も目尻に入らず鄙隠る
zrz0904 これよりはただの人なれ松過ぎぬ
zrz0905 仕合わせを財に求めず宵戎
zrz0906 逃げられて普段に戻り人と成る
zrz0907 悍ましき隷従脱けよ松過ぎぬ
zrz0908 個のわれを孤の道に置く冬の川
zrz0909 常識も慣習も脱ぐ冬木立
zrz0910 犬ころのようには死ねぬ花と蝶
zrz0911 ひとりでも木霊とどけと木の芽ふく
zrz0913 老も好し晩熟ながらに春を待つ
zrz0914 石楠花のゆるり芽吹きぬ寒の内
zrz0915 寒の雷闇の奥には奥の院
zrz0916 寒雷や古代の世にも世間虚仮
zrz1001 晩生にも春の稔りもあるという
zrz1002 9条の旗高く挙げ初美空
zrz1003 誰がために戦争するかさくらの芽
zrz1004 志深くなりゆく霜の道
zrz1005 言魂は命の実初明かり
zrz1006 戦争は相対峙せん冬木立
zrz1007 人念う愛語の心冬の月
物zrz1008 金銭に触れる言霊仏の座
zrz1009 年新た伝わる本音育まん
zrz1010 労働も国の大本冬の虹
物zrz1101 いつまでも吾ともあそべ寒雀
zrz1102 国家をも虚仮にする悪乱れ寒
zrz1103 教育は養生の本妙見星
zrz1104 森と土魂の往還冬の虹
物zrz1105 寄りそうてふくらすずめの並びをる
zrz1106 まぎわまでわれともあそべ寒雀
zrz1107 鏡割りみょうとの仲は割らぬよう
物zrz1201 狐火やあそぶに足りる闇ありぬ
物zrz1202 狐火をさげて迷わず闇探る
物zrz1203 あそばんか闇帝国と狐火と
物zrz1204 懐手螺線思考の知に恋す
物zrz1205 懐手秘伝無用の凡愚の世
つれzrz1206 怨むほど苦もなく暮らす焚き火かな
つれzrz1207 この焚き火咎む者ある憂き世かな
zrz1208 保守派には保守の良識寒北斗
zrz1209 哀しみのこころ映すか冬茜
物zrz1301 冬景色南無命下戸も二日酔い
物zrz1302 学無用欲も邪魔だね冬涼し
zrz1303 今生も悦の境あり花を待つ
物zrz1304 凡愚にも言葉は友よ冬の星
物zrz1305 冬景色あそび心の駆け巡る
zrz1306 焼き餅もほどほどが好しどんどの火
zrz1308 亡友の依り代となる樹氷かな
zrz1309 凍天の暗雲民を包囲する
zrz1310 この今を本音で問えと軒氷柱
物zrz1401 野水仙越前海岸荒れ模様
zrz1402 なんとまあ湯舟に浮いて雪の富士
zrz1403 戦争は国家の恥辱寒北斗
zrz1501 つつまれて和みぬくもる雪景色
物zrz1502 なにごとも指先ひとつ枯葉焚く
物zrz1503 友と見しどんどの炎遠くなる
物zrz1504 たまたまに子とながめけりどんどの火
物zrz1505 かくまでも世は様変わる焚火かな
物zrz1506 どんどの火それなりに燃ゆこの与命
zrz1508 一忍にしかず叔気の靄の杜
zrz1509 天恵の雪のすみれに南無一忍
物zrz1601 今日は今日明日は明日寒落輝
物zrz1602 この乱れ昔末世の寒落暉
物zrz1603 寒落暉あしたおもわず愛おしむ
物zrz1604 欺きのいつまでつづく初閻魔
物zrz1605 はるばると鯉食いに来て寒の瀧
zrz1606 寒の空まぎわちかづく予感かな
zrz1607 かぎりある身の愛おしや初閻魔
zrz1608 亡友も雪の背振も越えられぬ
zrz1701 遠目にも富士は格別冬茜
zrz1702 寒晴れや軽く心も翔ばさんか
zrz1703 寒晴れや憂き世も無化し孤の自在
zrz1704 解きほぐす三業縛り寒の空
zrz1705 寒の雨淋しき心洗いさ
zrz1706 なんとまあわれの彼岸は雪景色
zrz1707 念ずれば吾が行く末は雪楽土
物zrz1801 何もかも煽り先行寒の雨
zrz1802 寒の月友の時空をもらい旅
zrz1803 妙適の和みの至福寒の月
zrz1804 ひとひらの雪に畳まれ世間虚仮
zrz1805 冬茜まるで凶事の起こる様
zrz1901 春の雪愛語も迷う利他と恋
zrz1902 立砂の天空鳶の輪を作る
zrz1903 風花や間際まであれ糧の恋
zrz1904 変わるならすみれに恋する蝶が好い
zrz1905 相見ての命共振春の雪
zrz2001 寒牡丹歩く一会の好々爺
zrz2002 面白や布袋も歩く牡丹園
zrz2003 黒牡丹宵越しの恋せぬが粋
zrz2004 初烏相見て笑みし黒牡丹
zrz2005 大寒やこの一筋の道を行く
zrz2101 これがまあまこと雪肌ゆきおんな
zrz2103 交わればジェンダーも超ゆ冬薔薇
zrz2104 藁ぼっちゆえに和みの寒牡丹
zrz2105 身ひとつに愛語はよすが寒牡丹
zrz2106 荒大寒どちらを見ても金目でしょう
zrz2201 ヒヨドリも三粒残して寒施の心
zrz2202 戦争は金目争い虎落笛
zrz2203 夜長には眠らぬままに雪女
zrz2301 大雪や文明の利器立ち往生
zrz2302 雪崩るゝか無知蒙昧の国体派
zrz2303 北吹雪く古里うらら日々多様
zrz2305 雪竹の径にまよいて雪女
zrz2307 悪霊に憑かれ一夜の雪女郎
物zrz2401 人情も野も世も枯れてゆくばかり
物zrz2402 乱るゝや四溫までまだまだ遠し
物zrz2403 大寒のまっただなかの鯉こくよ
zrz2404 青年が明日の希望冬木の芽
物zrz2405 懲罰を民に下すな荒ぶ雪
zrz2406 操りの糸の見え見え寒灯り燈明
zrz2407 特権は捨てゝ和めよ梅の花
物zrz2501 初天神晩学なれど頼まざり
物zrz2502 少欲や無縁のままに初天神
物zrz2503 初天神きのうもきょうもただの人
物zrz2504 朝歩き逢えてうれしや野水仙
物zrz2505 野水仙予期せぬ一会ありそうな
zrz2506 この四季は未来の子らに借りしもの
zrz2507 あたらしく形見となりぬさくらひめ
zrz2508 初春のきみのおとづれ笑み遺す
zrz2509 野にも出ん言葉あそばん仏の座
zrz2510 魅せらるゝ夢閨の花や雪中花
zrz2511 猛る雪国民殺す国となる
zrz2512 かくまでもなぜに欺く吠える雪
zrz2601 なりきりのひとりあそびや春を待つ
物zrz2602 片心みれんにあらず寒の木瓜
物zrz2603 風花や狭庭にわれも風流人
物zrz2604 才もなく芸なくひとりあそびかな
zrz2606 水仙花月夜に変わる雪女
zrz2607 雪中花凌波仙子の降りてくる
zrz2608 待ちまてど訪れはなし雪月下
zrz2609 この国も凍てつく国となりにけり
zrz2701 大寒波この国もまだ人殺す
zrz2702 またも寒小者姑息のお偉いさん
zrz2703 右向け右やはり右向く寒稽古
zrz2704 人間の真を見ている寒の月
zrz2705 神仏を頼らぬ道へ寒落暉
zrz2801 人殺し政権となる寒嵐
zrz2802 明日にはあしたのゆらぎ寒の内
zrz2803 あれこれと煽り政権恵方巻き
zrz2804 閥族の蹂躙続く寒の雷
zrz2805 行使する主権の一票冬木の芽
zrz2901 煮こごりのどんぶり朝餉よみがえる
zrz2902 友ありて地力をもらう春隣
zrz2903 9条は市民の地力蕗の薹
zrz2904 蕗の薹真の怒りつながる和
物zrz3001 蝋梅の香りてわれの影うする
物zrz3002 蝋梅に虻と鼻とが代わる代わる
物zrz3003 枯れきれぬこの身うとまず蝋梅花
物zrz3004 風花にのせられ朝の畦歩き
物zrz3005 風花やあしたのことは思わずに
zrz3006 蝋梅も終盤のある親しさよ
zrz3007 問う吾も問われる吾も老の春
zrz3008 今またも熱きものあり実万両
zrz3101 月食と吾と世間と一月尽
zrz3102 ありえない異邦の旅を春の夢
zrz3103 厳寒の夜空も夢の駆け巡る
zrz3104 小さくも命住みけり寒の星
zrz3105 逝くときはやっぱりひとり寒の星
zrz3106 春の雷いのちのままのもうひとり
おわり
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★★★ 平和の砦575交心zrz2903『 9条は市民の地力蕗の薹 』 へどうぞ!!! ★★★
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zrz0102 野良犬の自由生きんか枯葉道
zrz0103 戦争も絶対悪なり寒の月
zrz0104 老の春なぜ許される人殺し
zrz0105 美しき夢と希望を子らの春
zrz0201 年始め変わらず愚直押し通す
zrz0202 良識を捨てれば凍れる鉄面皮
zrz0203 核でしか身を守らぬ愚枯芭蕉
zrz0204 にぶくなるこころ気になる年始め
zrz0205 晩生今本の虫なる老の春
zrz0206 戦争は国民殺し初日の出
zrz0207 念ずれば人とも和する年始め
zrz0208 初春や新奇の次元見えてこい
zrz0301 この春はチェンジの好機声挙げん
zrz0302 あきらめの心捨てんか初景色
zrz0303 初景色与命の限り翔ぶ夢を
zrz0304 初景色昨日は空に朝の夢
zrz0305 一飯が平和の大本老の春
zrz0306 市民いま隣人と和す年新た
zrz0307 老の春非力は非力さりながら
zrz0308 初春やオンリーワンに光りあれ
zrz0309 欺きを見逃さぬ眼を老の春
zrz0401 厳冬に諫言の声響きけり
zrz0402 冬将軍待てどここまで訪れず
zrz0403 玄冬や女山も沈黙守りけり
zrz0404 口噤むこともできずや水仙花
zrz0405 時を待ち女山鎮める野水仙
zrz0406 さわやかなこの青空の初景色
zrz0407 人道の道は一筋冬薔薇
zrz0408 寒雷の誰に諫言落とす気か
zrz0409 藪椿それでも生きる非国民
zrz0410 口惜しや与命短し枯尾花
zrz0501 さわやかに木霊まじわる初景色
zrz0502 9条が守る子どもの命の芽
zrz0503 吾が道は命が宝老の春
zrz0601 イメトレの初真似空に独存す
zrz0602 飾り捨て幻想捨てん冬の草
zrz0603 まず捨てよセレブへの夢犬ふぐり
zrz0701 人間に備わる地力霜の草
zrz0702 わが生もいのちの不思議初問答
zrz0801 薄氷過ぎゆく老と戯るゝ
zrz0802 際どさも季に移ろう薄氷
zrz0803 薄氷の山影に陽の光指す
zrz0804 ひとりでは人に成れぬと知らぬ日々
zrz0805 人に成る導きありや末枯るゝ
zrz0806 霜柱郷土を守る道歩く
zrz0901 宵戎ついに無縁の宵遊び
zrz0902 宰相のえびす顔にも空っ風
zrz0903 福笹も目尻に入らず鄙隠る
zrz0904 これよりはただの人なれ松過ぎぬ
zrz0905 仕合わせを財に求めず宵戎
zrz0906 逃げられて普段に戻り人と成る
zrz0907 悍ましき隷従脱けよ松過ぎぬ
zrz0908 個のわれを孤の道に置く冬の川
zrz0909 常識も慣習も脱ぐ冬木立
zrz0910 犬ころのようには死ねぬ花と蝶
zrz0911 ひとりでも木霊とどけと木の芽ふく
zrz0913 老も好し晩熟ながらに春を待つ
zrz0914 石楠花のゆるり芽吹きぬ寒の内
zrz0915 寒の雷闇の奥には奥の院
zrz0916 寒雷や古代の世にも世間虚仮
zrz1001 晩生にも春の稔りもあるという
zrz1002 9条の旗高く挙げ初美空
zrz1003 誰がために戦争するかさくらの芽
zrz1004 志深くなりゆく霜の道
zrz1005 言魂は命の実初明かり
zrz1006 戦争は相対峙せん冬木立
zrz1007 人念う愛語の心冬の月
物zrz1008 金銭に触れる言霊仏の座
zrz1009 年新た伝わる本音育まん
zrz1010 労働も国の大本冬の虹
物zrz1101 いつまでも吾ともあそべ寒雀
zrz1102 国家をも虚仮にする悪乱れ寒
zrz1103 教育は養生の本妙見星
zrz1104 森と土魂の往還冬の虹
物zrz1105 寄りそうてふくらすずめの並びをる
zrz1106 まぎわまでわれともあそべ寒雀
zrz1107 鏡割りみょうとの仲は割らぬよう
物zrz1201 狐火やあそぶに足りる闇ありぬ
物zrz1202 狐火をさげて迷わず闇探る
物zrz1203 あそばんか闇帝国と狐火と
物zrz1204 懐手螺線思考の知に恋す
物zrz1205 懐手秘伝無用の凡愚の世
つれzrz1206 怨むほど苦もなく暮らす焚き火かな
つれzrz1207 この焚き火咎む者ある憂き世かな
zrz1208 保守派には保守の良識寒北斗
zrz1209 哀しみのこころ映すか冬茜
物zrz1301 冬景色南無命下戸も二日酔い
物zrz1302 学無用欲も邪魔だね冬涼し
zrz1303 今生も悦の境あり花を待つ
物zrz1304 凡愚にも言葉は友よ冬の星
物zrz1305 冬景色あそび心の駆け巡る
zrz1306 焼き餅もほどほどが好しどんどの火
zrz1308 亡友の依り代となる樹氷かな
zrz1309 凍天の暗雲民を包囲する
zrz1310 この今を本音で問えと軒氷柱
物zrz1401 野水仙越前海岸荒れ模様
zrz1402 なんとまあ湯舟に浮いて雪の富士
zrz1403 戦争は国家の恥辱寒北斗
zrz1501 つつまれて和みぬくもる雪景色
物zrz1502 なにごとも指先ひとつ枯葉焚く
物zrz1503 友と見しどんどの炎遠くなる
物zrz1504 たまたまに子とながめけりどんどの火
物zrz1505 かくまでも世は様変わる焚火かな
物zrz1506 どんどの火それなりに燃ゆこの与命
zrz1508 一忍にしかず叔気の靄の杜
zrz1509 天恵の雪のすみれに南無一忍
物zrz1601 今日は今日明日は明日寒落輝
物zrz1602 この乱れ昔末世の寒落暉
物zrz1603 寒落暉あしたおもわず愛おしむ
物zrz1604 欺きのいつまでつづく初閻魔
物zrz1605 はるばると鯉食いに来て寒の瀧
zrz1606 寒の空まぎわちかづく予感かな
zrz1607 かぎりある身の愛おしや初閻魔
zrz1608 亡友も雪の背振も越えられぬ
zrz1701 遠目にも富士は格別冬茜
zrz1702 寒晴れや軽く心も翔ばさんか
zrz1703 寒晴れや憂き世も無化し孤の自在
zrz1704 解きほぐす三業縛り寒の空
zrz1705 寒の雨淋しき心洗いさ
zrz1706 なんとまあわれの彼岸は雪景色
zrz1707 念ずれば吾が行く末は雪楽土
物zrz1801 何もかも煽り先行寒の雨
zrz1802 寒の月友の時空をもらい旅
zrz1803 妙適の和みの至福寒の月
zrz1804 ひとひらの雪に畳まれ世間虚仮
zrz1805 冬茜まるで凶事の起こる様
zrz1901 春の雪愛語も迷う利他と恋
zrz1902 立砂の天空鳶の輪を作る
zrz1903 風花や間際まであれ糧の恋
zrz1904 変わるならすみれに恋する蝶が好い
zrz1905 相見ての命共振春の雪
zrz2001 寒牡丹歩く一会の好々爺
zrz2002 面白や布袋も歩く牡丹園
zrz2003 黒牡丹宵越しの恋せぬが粋
zrz2004 初烏相見て笑みし黒牡丹
zrz2005 大寒やこの一筋の道を行く
zrz2101 これがまあまこと雪肌ゆきおんな
zrz2103 交わればジェンダーも超ゆ冬薔薇
zrz2104 藁ぼっちゆえに和みの寒牡丹
zrz2105 身ひとつに愛語はよすが寒牡丹
zrz2106 荒大寒どちらを見ても金目でしょう
zrz2201 ヒヨドリも三粒残して寒施の心
zrz2202 戦争は金目争い虎落笛
zrz2203 夜長には眠らぬままに雪女
zrz2301 大雪や文明の利器立ち往生
zrz2302 雪崩るゝか無知蒙昧の国体派
zrz2303 北吹雪く古里うらら日々多様
zrz2305 雪竹の径にまよいて雪女
zrz2307 悪霊に憑かれ一夜の雪女郎
物zrz2401 人情も野も世も枯れてゆくばかり
物zrz2402 乱るゝや四溫までまだまだ遠し
物zrz2403 大寒のまっただなかの鯉こくよ
zrz2404 青年が明日の希望冬木の芽
物zrz2405 懲罰を民に下すな荒ぶ雪
zrz2406 操りの糸の見え見え寒灯り燈明
zrz2407 特権は捨てゝ和めよ梅の花
物zrz2501 初天神晩学なれど頼まざり
物zrz2502 少欲や無縁のままに初天神
物zrz2503 初天神きのうもきょうもただの人
物zrz2504 朝歩き逢えてうれしや野水仙
物zrz2505 野水仙予期せぬ一会ありそうな
zrz2506 この四季は未来の子らに借りしもの
zrz2507 あたらしく形見となりぬさくらひめ
zrz2508 初春のきみのおとづれ笑み遺す
zrz2509 野にも出ん言葉あそばん仏の座
zrz2510 魅せらるゝ夢閨の花や雪中花
zrz2511 猛る雪国民殺す国となる
zrz2512 かくまでもなぜに欺く吠える雪
zrz2601 なりきりのひとりあそびや春を待つ
物zrz2602 片心みれんにあらず寒の木瓜
物zrz2603 風花や狭庭にわれも風流人
物zrz2604 才もなく芸なくひとりあそびかな
zrz2606 水仙花月夜に変わる雪女
zrz2607 雪中花凌波仙子の降りてくる
zrz2608 待ちまてど訪れはなし雪月下
zrz2609 この国も凍てつく国となりにけり
zrz2701 大寒波この国もまだ人殺す
zrz2702 またも寒小者姑息のお偉いさん
zrz2703 右向け右やはり右向く寒稽古
zrz2704 人間の真を見ている寒の月
zrz2705 神仏を頼らぬ道へ寒落暉
zrz2801 人殺し政権となる寒嵐
zrz2802 明日にはあしたのゆらぎ寒の内
zrz2803 あれこれと煽り政権恵方巻き
zrz2804 閥族の蹂躙続く寒の雷
zrz2805 行使する主権の一票冬木の芽
zrz2901 煮こごりのどんぶり朝餉よみがえる
zrz2902 友ありて地力をもらう春隣
zrz2903 9条は市民の地力蕗の薹
zrz2904 蕗の薹真の怒りつながる和
物zrz3001 蝋梅の香りてわれの影うする
物zrz3002 蝋梅に虻と鼻とが代わる代わる
物zrz3003 枯れきれぬこの身うとまず蝋梅花
物zrz3004 風花にのせられ朝の畦歩き
物zrz3005 風花やあしたのことは思わずに
zrz3006 蝋梅も終盤のある親しさよ
zrz3007 問う吾も問われる吾も老の春
zrz3008 今またも熱きものあり実万両
zrz3101 月食と吾と世間と一月尽
zrz3102 ありえない異邦の旅を春の夢
zrz3103 厳寒の夜空も夢の駆け巡る
zrz3104 小さくも命住みけり寒の星
zrz3105 逝くときはやっぱりひとり寒の星
zrz3106 春の雷いのちのままのもうひとり
おわり
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Posted by 青柳仁 at 10:09│Comments(0)
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